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平成29年第1回定例会(第1日 3月 7日)

  • "漁港施設機能強化事業費補助金"(/)
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  1. 愛南町議会 2017-03-07
    平成29年第1回定例会(第1日 3月 7日)


    取得元: 愛南町議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-18
    平成29年第1回定例会(第1日 3月 7日)            平成29年第1回愛南町議会定例会会議録(第1号)                   招集年月日 平成29年3月7日(火曜)                   招集場所 愛南町役場議場                   開会 3月7日 10時00分宣告 1.議事日程  日程第 1 会議録署名議員の指名  日程第 2 会期の決定  日程第 3 諸般の報告  日程第 4 所管事務調査の件  日程第 5 第 1号議案 愛南町行政手続における特定の個人を識別するための番号               の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個               人情報の提供に関する条例の一部改正について  日程第 6 第 2号議案 愛南町特別職の職員で非常勤職員のものの報酬及び費用弁               償に関する条例の一部改正について  日程第 7 第 3号議案 愛南町税条例等の一部改正について  日程第 8 第 4号議案 愛南町農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定               数に関する条例の制定について  日程第 9 第 5号議案 愛南町工場立地法に基づく準則を定める条例の制定につい               て
     日程第10 第 6号議案 愛南町道路占用料徴収条例の一部改正について  日程第11 第 7号議案 ごみ収集運搬車購入契約について  日程第12 第 8号議案 定住自立圏の形成に関する協定の締結について  日程第13 第 9号議案 平成28年度愛南町一般会計補正予算(第4号)について  日程第14 第10号議案 平成28年度愛南町国民健康保険特別会計補正予算(第4               号)について  日程第15 第11号議案 平成28年度愛南町後期高齢者医療特別会計補正予算(第               2号)について  日程第16 第12号議案 平成28年度愛南町介護保険特別会計補正予算(第3号)               について  日程第17 第13号議案 平成28年度愛南町簡易水道特別会計補正予算(第2号)               について  日程第18 第14号議案 平成28年度愛南町小規模下水道事業特別会計補正予算(               第1号)について  日程第19 第15号議案 平成28年度愛南町浄化槽整備事業特別会計補正予算(第               1号)について  日程第20 第16号議案 平成28年度愛南町温泉事業等特別会計補正予算(第1号               )について  日程第21 第17号議案 平成28年度愛南町旅客船特別会計補正予算(第1号)に               ついて  日程第22 第18号議案 平成28年度愛南町上水道事業会計補正予算(第2号)に               ついて  日程第23 第19号議案 平成28年度愛南町病院事業会計補正予算(第2号)につ               いて  日程第24 平成28年請願第2号 年金制度改革関連法案(「年金カット」法案)の                   廃案と最低保障年金制度の実現、年金支給の毎月                   払いなどを求める請願  日程第25 第20号議案 平成29年度愛南町一般会計予算について  日程第26 第21号議案 平成29年度愛南町国民健康保険特別会計予算について  日程第27 第22号議案 平成29年度愛南町後期高齢者医療特別会計予算について  日程第28 第23号議案 平成29年度愛南町介護保険特別会計予算について  日程第29 第24号議案 平成29年度愛南町小規模下水道特別会計予算について  日程第30 第25号議案 平成29年度愛南町浄化槽整備事業特別会計予算について  日程第31 第26号議案 平成29年度愛南町温泉事業等特別会計予算について  日程第32 第27号議案 平成29年度愛南町旅客船特別会計予算について  日程第33 第28号議案 平成29年度愛南町上水道事業会計予算について  日程第34 第29号議案 平成29年度愛南町病院事業会計予算について  日程第35 第30号議案 辺地に係る公的施設の総合整備計画の変更について 2.本日の会議に付した事件  議事日程第1から第34 3.出席議員(15名)   1番 原 田 達 也       2番 坂 口 直 樹   3番 草木原 由 幸       4番 渡 邊 知 彦   5番 浜 本 元 通       6番 内 倉 長 蔵   7番 宮 下 一 郎       8番 山 下 正 敏   9番 那 須 芳 人      10番 増 元 久 男  11番  欠   番       12番 斎 藤 武 俊  13番 土 居 尚 行      14番 西 口   孝  15番 中 野 光 博      16番 山 下 太 三 4.欠席議員(0名) 5.説明のため出席した者の職氏名    町長          清 水 雅 文    副町長         岡 田 敏 弘    教育長         中 村 維 伯    総務課長        木 原 荘 二    企画財政課長      児 島 秀 之    消防長         増 田 智 彦    会計管理者       井 上 博 史    税務課長        浅 海 宏 貴    町民課長        赤 松 邦 彦    農林課長        吉 村 克 己    水産課長        赤 岡 政 典    建設課長        松 本 盛 男    商工観光課長      田 中 俊 二    環境衛生課長      嘉喜山   茂    水道課長        小 西 隆 広    保健福祉課長      西 口 源 一    高齢者支援課長     山 田 智 久    学校教育課長      浜 田 庄 司    生涯学習課長      本 多 幸 雄    防災対策課長      若 林 弘 武    国保一本松病院事務長  吉 田 英 史    内海支所長       木 網 玄 樹    御荘支所長       藤 井   求    一本松支所長      岡 本   健    西海支所長       吉 田   仁 6.職務のため出席した者の職氏名    事務局長        西 村 信 男    局長補佐        早 川 和 吉    係長          小 川 加 奈                 午前10時00分 開会 ○議長(山下太三) ただいまの出席議員は15名です。定足数に達しておりますので、これより、平成29年第1回愛南町議会定例会を開会します。  町長より招集の挨拶があります。  清水町長。 ○町長(清水雅文) おはようございます。  本日は、平成29年第1回愛南町議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、年度末を控え何かとお忙しい中、全員の御出席をいただきまことにありがとうございます。  今年度も、町内の児童・生徒の各方面での活躍は大変すばらしく、既に議員各位も報道等を通じてその都度ごらんいただいていることと思いますが、特に広報2月号にも掲載しておりましたように、今年度創設いたしました全国規模の大会で優勝するなど、すばらしい成績をおさめた個人や団体の栄誉をたたえ表彰をする、愛南町文化・スポーツ大賞に、南宇和高校1年の中道穂香さんと平城小学校4年の福原丈一朗君の二人を表彰をいたしました。中道さんは、2016ジャパンパラチャンピオンシップ水泳競技大会400メートル自由形S9クラスで優勝、福原君は第32回わんぱく相撲全国大会小学4年生の部で優勝し、わんぱく横綱の称号を得ております。ともに日ごろの努力あってのたまものでありますが、今後ともそれぞれの目標に向かってのさらなる活躍を期待するものであります。  さて、先般2月1日から、いよいよ愛媛県のドクターヘリが運航を開始をしております。2月6日に愛南町で予定しておりました連携訓練は、あいにく天候の関係で順延こそされましたが、議員各位にも御出席をいただき、南レク城辺芝球技場に着陸後、救急車からドクターヘリへ傷病者を収容する訓練に続き、運航や機体並びに傷病者対応等について、乗務員や医師から詳細についての説明がありました。  新聞によりますと、その後ちょうど松山への帰還中、西予市から松山市へ患者を搬送するという要請が入り、これが初出動となったとのことであります。こればかりは使う事例がないことが一番ではありますが、万一の場合に地理的なハンディがある愛南町にとりましては、速やかな初期治療により、救命率の向上や後遺症の軽減が図れるものであり、大変心強い限りであります。  また、2月1日には、町内の12郵便局と集配を管轄する宇和島郵便局との間で、地域の見守りに関する協力協定を締結いたしました。最近、頻発する特殊詐欺被害については、郵便局が水際で防いだことにより警察から感謝状を贈呈されたという記事もよく目にしますが、今回、地域密着の最前線で活躍されている郵便局員が、業務中に高齢者の徘回や子供の異変、また道路の損傷や障害物等の異常に気づいた場合に、町に通報をしていただけることから、より迅速な対応による安全・安心なまちづくりが展開できるものと考えております。  さて先ごろ、愛媛新聞ではえひめ暖暖新聞と題して、県内18カ所のさまざまな暖をテーマに、冬から春へと移り行く癒しの光景が紹介されておりました。我が愛南町からは、焼きガキということで、炭火で焼くカキを食する観光客の写真が掲載されておりましたが、2月5日には、今年で7回目となります愛南うまいもん市を開催し、あいにくの雨ではありましたが、町内の多くの出店者の方々の協力のもと、愛南の冬の味覚であるカキを初め、この時期ならではの自慢の産品を、町内外多くの皆様に満喫していただくことができました。  いよいよ今年は、自分にとりまして3期目の実質スタートの年となります。愛南町まち・ひと・しごと創生総合戦略を初め、策定している各種計画のもと、引き続き愛南創生に向けて各種施策を確実に実行し、さらなる飛躍の年にしたいと考えております。なお、平成29年度の施政方針につきましては、一般会計当初予算の提案説明の際に詳しく述べさせていただきますので、引き続き議員各位には御理解と御協力を賜りますようにお願いをいたします。  さて、本定例会に提案いたします議案は、条例改正等6件、契約議案1件、予算関係が21件、その他2件の合計30件であります。
     それぞれの議案につきましては、提案の際に詳しく説明させていただきますので、よろしく御審議をいただきまして、適切な議決を賜りますようにお願いを申し上げまして、招集の挨拶とさせていただきます。 ○議長(山下太三) 挨拶が終わりました。  これより、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――             ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(山下太三) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、会議規則第124条の規定により、3番、草木原議員と4番、渡邊議員を指名します。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――                ◎日程第2 会期の決定 ○議長(山下太三) 日程第2、会期の決定を議題とします。  お諮りします。  本定例会の会期については、議会運営委員会に諮り、本日7日から17日までの11日間としたいが、これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○議長(山下太三) 異議なしと認めます。  よって、本定例会の会期は、本日7日から17日までの11日間とすることに決定しました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――                ◎日程第3 諸般の報告 ○議長(山下太三) 日程第3、諸般の報告を行います。  町長からの行政報告はありません。  議長の活動状況報告については、お手元に配付のとおりです。  次に、監査委員から地方自治法第235条の2第3項の規定により、例月現金出納検査の実施報告が提出されております。それによると、適正に事務処理並びに管理がなされております。また、同法第199条第9項の規定により、定期監査の実施報告が提出されております。それによると、監査の結果のとおりおおむね適正であると認められておりますので、報告しておきます。  次に、本日までに受理した陳情等については、会議規則第94条の規定により、お手元に配付した陳情等一覧表のとおりです。  議会運営委員会の審議の結果、議長預かりとします。  なお、趣旨に賛同する議員は、既定の賛成者をもって議案として提出願います。  以上で諸般の報告を終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――              ◎日程第4 所管事務調査の件 ○議長(山下太三) 日程第4、所管事務調査の件を議題とします。  産業厚生常任委員会から、所管事務調査の報告を行います。  委員長の報告を求めます。  坂口産業厚生常任委員長。 ○産業厚生常任委員長(坂口直樹) 愛南町議会議長 山下 太三 殿  産業厚生常任委員会 委員長 坂口 直樹  所管事務調査報告書  産業厚生常任委員会の所管事務等の調査を実施したので、愛南町議会会議規則第76条の規定により、その結果を下記のとおり報告いたします。                    記  1 日時  平成29年1月24日(火)午前10時から。  2 開催場所  愛南町役場 委員会室2。  3及び4、出席委員、欠席委員は記載のとおりです。  5 調査事項  地場産業の現状について  6 説明員の職氏名は記載のとおりです。  7 調査内容  本町内の地場産業の現状を調査するため、JAえひめ南城辺支所南宇和営農センター(株)みかん職人武田屋、うみらいく愛南を現地視察し、帰庁後、調査結果の取りまとめを行った。  以下、記載のとおりですので、お目通しを願います。  8 調査結果報告(まとめ)  当委員会は、地場産業の現状についての所管事務調査を実施し取りまとめを行ったので、その結果を報告するものである。  (株)みかん職人武田屋は、早くから農業の法人化を行ってかんきつ栽培の拡大を図るとともに、関東圏で学校給食に参入するなどのかんきつの加工販売を行う農業の6次産業化にも積極的に取り組んでいる。学校給食事業においては、愛媛県内や町内の給食も希望しているが、現在は納入できていないとの説明もあった。  町が野菜の産地化を推進するために種苗代の一部を助成し、JAの振興作物であるブロッコリーは、作付面積が現状維持や少しずつの増加といった状況であり、産地化を図る上で面積の拡大は、これからの課題となっていると思われる。また、ブロッコリーを保管する低温倉庫や選果場は手狭感や老朽化していると感じられた。  うみらいく愛南は、地域の課題についてスピード感を持って課題解決、研究するレジデント型研究に取り組んでおり、その中でスマ養殖研究サツキマス養殖試験を行っている。スマについては、愛媛のブランド魚、伊予の媛貴海として愛媛県や関係者等が連携してさらなる研究、取り組みが進められており、平成27年度には完全養殖を達成し出荷が開始されている。平成29年度には町内の3業者によって試験養殖が行われる。サツキマスの養殖試験は、町内で養殖されているアマゴを海で養殖し、サツキマスに成長させる試験研究を行っているものである。  このようなことを踏まえ、(株)みかん職人武田屋が、行政に頼らず農業や6次産業化に計画的かつ意欲的に取り組んでいることは、一つの農業の生きる道、強い農業を目指す先進的な事例であると思われることから、町は、農業者や生産団体、JAなどとさらに連携して、このような先進的な法人や農業事例を参考にして、農業の活性化を図ることが必要であると考える。また、野菜の産地化を推進するためには、農地の集約を図りながら新規就農者や青年農業者への呼びかけも必要である。  うみらいく愛南では、さまざまな研究を行っており、そして研究には長い期間が必要とされているところであるが、スマ養殖研究においては、平成27年に完全養殖に成功し短期間での研究成果であったとのことである。うみらいく愛南では、今後も引き続き地域に根差した研究が行われ、町水産業の振興に生かされるよう期待するものである。  以上、産業厚生常任委員会の意見を集約した調査結果報告といたします。 ○議長(山下太三) 報告が終わりました。  これより質疑を受けます。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(山下太三) 質疑がないようなので、これで産業厚生常任委員会の報告を終わります。  以上で、所管事務調査の件を終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  ◎日程第5 第1号議案 愛南町行政手続における特定の個人を識別する              ための番号の利用等に関する法律に基づく個人              番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条              例の一部改正について ○議長(山下太三) 日程第5、第1号議案、愛南町行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  木原総務課長。 ○総務課長(木原荘二) 第1号議案 愛南町行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について、提案理由の説明をいたします。  本案は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の改正等により、町が独自にマイナンバーを利用することができる独自利用事務に変更が生じたため、条例の一部を改正いたしたく提案するものであります。  それでは、改正内容の説明を行いますので、新旧対照表の1ページをお開きください。  第1条及び第5条中「法第19条第9号」を「法第19条第10号」に改めます。  別表第1では、4の項に規定する「特定公共賃貸住宅の管理に関する事務」が番号法上の法定事務になったため、この事務を表中から削り、5の項以降の項番を繰り上げます。  同じく2ページをお開きください。  別表第2でも4の項に規定する「特定公共賃貸住宅の管理に関する事務」を同様に削り、5の項以降の項番を繰り上げます。さらに、愛媛県が処理する法定事務の一部が権限委譲により愛南町に委譲されたため、処理に必要な個人情報の内部連携である「庁内連携」が必要となり、3ページの別表第2に10の項として「自立支援医療費の支給認定の審査及び支給認定の変更の認定に係る審査に関する事務」を加えます。  議案の6ページにお戻りください。  附則として、この条例は、公布の日から施行することとしております。  以上、第1号議案の説明とします。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(山下太三) 説明が終わりました。  これより、質疑を受けます。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(山下太三) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(山下太三) 討論なしと認めます。  これより、第1号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(山下太三) 着席ください。  全員起立であります。
     よって、第1号議案、愛南町行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  ◎日程第6 第2号議案 愛南町特別職の職員で非常勤職員のものの報酬              及び費用弁償に関する条例の一部改正について ○議長(山下太三) 日程第6、第2号議案、愛南町特別職の職員で非常勤職員のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  浜田学校教育課長。 ○学校教育課長(浜田庄司) 第2号議案、愛南町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について、提案理由の説明をいたします。  非常勤特別職の委員報酬は、地方自治法の規定により、勤務日数に応じて支給する日額制が原則となっていますが、教育委員会委員を含む行政委員会の委員などについては、非常勤の特別職であっても、その職務上の義務や職責を継続的に負っていることや、執行責任を問われる立場にあることなどから、日額制でなく年額制で報酬を定めています。  そのような状況でありながら、現在、教育委員会委員の年額が、勤務日数に応じて支給する日額制とした場合の額よりも低い額となっています。  教育委員会委員の会議や各種行事等への出席状況については、前回の議会で御質問をいただき、昨年度の実績を一覧表でお示しし、年間50回ほどになっている現状を御確認いただきました。  この現状は、学校・地域のさまざまな教育課題に対応するため、教育委員会委員に、可能な限りさまざまな教育現場に出向いていただき、適切な判断や指導につなげていただく取り組みの結果であると考えております。  そして、この取り組みは、教育委員会の制度改革により、新たに設置された総合教育会議への対応なども含めて、本町の子供たちの健全育成のため、本町の教育振興のため、今後も継続していく必要があると考えております。  つきましては、先ほど説明させていただいた支給額のあり方に関する法の原則、また近隣市町の現状、状況などを踏まえ、教育委員会委員報酬の年額の見直しを行いたく提案するものであります。  それでは、改正内容について説明しますので、裏面の新旧対照表をごらんください。  別表第1、教育委員会の項中「21万2,000円」を「28万円」に改めます。  改正条例にお戻りください。  附則として、この条例は、平成29年4月1日から施行することとしております。  以上、第2号議案の提案説明とします。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(山下太三) 説明が終わりました。  これより、質疑を受けます。  質疑ありませんか。  西口議員。 ○14番(西口 孝) 先ほど、近隣市町の比較という文言、言われましたが、わかりますか、そこら辺。 ○議長(山下太三) 浜田学校教育課長。 ○学校教育課長(浜田庄司) お答えいたします。  今回、見直しを行うに当たって、県下の状況を調査いたしました。教育委員会委員の報酬については、県下全ての市町の支払い方法、それと報酬額、そして勤務状況もあわせて、町については勤務状況もあわせて調査をさせていただきました。  支払い方法については、基本的に市は月額制、町は年額制をとっておりまして、1市のみ年額制、1町のみ月額制となっております。  報酬額については、町の平均は22万5,000円、市の平均は88万1,000円という状況でございました。  町に対して行った勤務実績の調査につきましては、回答のあった6町について、教育委員の年額報酬額と勤務実績をもとに、日額制とした場合の額、その割合をそれぞれ調べてみました。  結果ではですね、6町のうち5町が100%を超える率となっておりまして、一番高いところで135.2%という状況でございます。1町は68.2という状況でございました。ちなみに愛南町の場合は58.2%という状況になっております。  本町、愛南町の学校数はですね、17校となっております。県下の他町はですね、多いところで11校、一番少ないところで4校という状況でございまして、本町の3分の2以下の学校数という状況となっております。  教育委員会の人数は全てですね、市も含めて4名ということでございますので、本町の教育委員の負担が大きくなっている要因の一つであるというふうに考えております。  以上です。 ○議長(山下太三) よろしいですか。  ほかに質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(山下太三) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(山下太三) 討論なしと認めます。  これより、第2号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(山下太三) 着席ください。  全員起立であります。  よって、第2号議案、愛南町特別職の職員で非常勤職員のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――       ◎日程第7 第3号議案 愛南町税条例等の一部改正について ○議長(山下太三) 日程第7、第3号議案、愛南町税条例等の一部改正についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  浅海税務課長。 ○税務課長(浅海宏貴) 第3号議案、愛南町税条例等の一部改正について提案理由の説明をいたします。  本案は、社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための地方税法の一部を改正する法律等の一部を改正する法律が、平成28年11月28日に公布されたこと、また、特定非営利活動促進法の一部を改正する法律が平成28年6月7日に公布されたことに伴い、愛南町税条例の一部を改正いたしたく提案するものであります。  主な改正点につきましては、消費税の10%への引き上げが平成31年10月に延期されたことに伴い、消費税の引き上げを前提に平成29年4月から施行予定であったものを2年6カ月延期するための改正であります。  それでは、改正内容について説明いたしますので、新旧対照表の1ページをお開きください。  第1条による改正、第36条の2及び附則第7条の3の2の改正については、特定非営利活動法人の名称を「仮認定」から「特例認定」に改めること及び租税特別措置法の規定を受ける町民税の期限を延長するものであります。  3ページからの第2条による改正については、平成28年第2回愛南町議会定例会において承認の、平成28年愛南町条例第16号の愛南町税条例等の一部を改正する条例の一部を改正するものであり、法人住民税法人税割の税率改正、軽自動車税の環境性能割及び種別割の創設、既に導入済の軽自動車税におけるグリーン化特例の延長などの規定を再整理するためのものであります。  3ページ上段からの第1条は、軽自動車税の種別割の創設に係る規定、法人税割の税率改正の規定、下段、第80条から7ページ第15条の6までの軽自動車税の種別割及び環境性能割の創設等に伴う規定をそれぞれ削り、7ページ下段、附則第16条については、軽自動車税のグリーン化特例の措置を29年度課税分に限り延長するための改正であります。  9ページ、第1条の2から13ページまでの改正については、軽自動車税の種別割及び環境性能割に関する規定の再整理であります。  改正条例の6ページにお戻りください。  附則第1条に第4号を追加し、消費税10%への引き上げに合わせ平成29年4月1日から施行予定であった法人町民税の税率改正、軽自動車税の環境性能割及び種別割の創設等については、平成31年10月1日から施行し、第2条では、町民税、第3条及び第4条では、軽自動車税に関する改正に伴う経過措置をそれぞれ定めております。  以上、第3号議案の説明といたします。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(山下太三) 説明が終わりました。  これより、質疑を受けます。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(山下太三) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(山下太三) 討論なしと認めます。  これより、第3号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(山下太三) 着席ください。  全員起立であります。  よって、第3号議案、愛南町税条例等の一部改正については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  ◎日程第8 第4号議案 愛南町農業委員会の委員及び農地利用最適化推              進委員の定数に関する条例の制定について ○議長(山下太三) 日程第8、第4号議案、愛南町農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数に関する条例の制定についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  吉村農林課長。 ○農林課長(吉村克己) 第4号議案、愛南町農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数に関する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。  本案は、農業委員会等に関する法律の一部を改正する法律等の施行に伴い、農業委員の選出方法や、定数上限が改正され、農地利用最適化推進委員が新設されたため、現行の愛南町農業委員会委員定数条例を廃止し、新たに条例を制定いたしたく提案するものであります。  それでは、条例の主な内容について説明いたします。2ページをごらんください。  第1条では、この条例の趣旨を定めています。  第2条では、農業委員の定数を14名と定め、第3条では、農地利用最適化推進委員の定数を21名と定めています。  附則として、第1項で、この条例は、従前の例により在任するものとされる農業委員の任期満了の日の翌日から施行することとしています。  第2項では愛南町農業委員会委員定数条例の廃止を定めています。  第3項では愛南町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正するよう定めています。新旧対照表の1ページ、上段部分をごらんください。農業委員及び農地利用最適化推進委員の報酬年額につきまして、農業委員報酬は、現行の、「会長12万円、委員10万円」を、「会長15万円、委員13万円」に改正し、新設されます農地利用最適化推進委員の報酬を、「12万円」と定めるものであります。  3ページをごらんください。  第4項では、愛南町証人等の実費弁償に関する条例の一部を改正するよう定めています。第1条第1項第8号は、農業委員の公選制が廃止され、公職選挙法の準用がなくなったことによる改正です。同項第10号は、農業委員会等に関する法律の改正に伴う引用条文のずれによる改正です。
     以上、第4号議案の説明といたします。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(山下太三) 説明が終わりました。  これより、質疑を受けます。  質疑ありませんか。  原田議員。 ○1番(原田達也) 今回のこの農業委員会の改正によって、農業委員よりも別に農地利用最適化推進委員というのが設けられたということなのですが、今までその農業委員が行っていた業務を、現地確認の業務をこの農地利用最適化推進委員がするということなんですが、果たしてこの推進委員の定数が21名というふうになっておるんですが、この人数で愛南町全体の農地の現況の把握が果たしてできるのかどうか、ちょっとお聞きします。 ○議長(山下太三) 吉村農林課長。 ○農林課長(吉村克己) お答えいたします。  農地利用最適化推進委員の上限につきましては、現在農業委員で行っております地区配分を考えまして、現在は27名となっております。その分につきまして、21名という形で考えておりますが、21名の減につきましては、この3年間見通しまして現地確認等の数を考慮いたしまして、決定をしております。  で、21名という形で現場確認はできるという形で、農業委員会のほうで協議はさせていただいておりますので、21名とさせていただきました。  以上です。 ○議長(山下太三) よろしいですか。  ほかに質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(山下太三) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(山下太三) 討論なしと認めます。  これより、第4号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(山下太三) 着席ください。  全員起立であります。  よって、第4号議案、愛南町農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数に関する条例の制定については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  ◎日程第9 第5号議案 愛南町工場立地法に基づく準則を定める条例の制定について ○議長(山下太三) 日程第9、第5号議案、愛南町工場立地法に基づく準則を定める条例の制定についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  田中商工観光課長。 ○商工観光課長(田中俊二) 第5号議案、愛南町工場立地法に基づく準則を定める条例の制定について、提案理由の説明をいたします。  本案は、平成29年4月1日から施行となる地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律により、工場立地法の一部が改正され、製造業、電気・ガス・熱供給業者が、敷地面積が9,000平方メートル以上、または建築面積が3,000平方メートル以上の特定工場を新増設する場合の届け出に関連する事務が県から町へ改められたことと、緑地及び環境施設の面積の基準を都道府県準則から市町村準則に改められたことに伴い、今回企業の設備投資及び企業立地の促進を図るため、新たに条例を制定いたしたく提案するものであります。  それでは、条例の主な内容について御説明いたします。  第1条では、この条例の趣旨を、第2条では、この条例における用語の定義を定めています。  第3条では、区域並びに緑地及び環境施設の面積の敷地面積に対する割合を定めています。  現在、国が定める基準は全区域、緑地が100分の20以上、環境施設が100分の25以上の緑地化が定められておりますが、町準則として、都市計画法での準工業地域に当たります第2種区域は、緑地が100分の10以上、環境施設が100分の15以上、都市計画法上、定めのない区域及び指定区域外に当たります第4種区域は、緑地が100分の5以上、環境施設が100分の10以上と定めるものでございます。  第4条では、緑地が他の施設と重複する場合の緑地面積率の算定方法を、第5条では工場の敷地が複数の区域にわたる場合の適用をそれぞれ定めております。  附則といたしまして、この条例は、平成29年4月1日から施行することとしております。  以上、第5号議案の説明といたします。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山下太三) 説明が終わりました。  これより、質疑を受けます。  質疑ありませんか。  土居議員。 ○13番(土居尚行) わざわざ緑地をとらなくても工場の周りは自然ばっかりで、愛南町の場合は。この町が独自で定めるということで、この100分の10以上とか100分の15以上、これはいえば法律で定めれる最低限の数字ですか。 ○議長(山下太三) 田中商工観光課長。 ○商工観光課長(田中俊二) お答えいたします。  土居議員おっしゃるように、愛南町では緑豊かなところがありまして、先ほどの数字は最低限の数字でして、これを定めることによりまして大変メリットがございます。  以上です。 ○議長(山下太三) よろしいですか。  ほかに質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(山下太三) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(山下太三) 討論なしと認めます。  これより、第5号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(山下太三) 着席ください。  全員起立であります。  よって、第5号議案、愛南町工場立地法に基づく準則を定める条例の制定については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第10 第6号議案 愛南町道路占用料徴収条例の一部改正について ○議長(山下太三) 日程第10、第6号議案、愛南町道路占用料徴収条例の一部改正についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  松本建設課長。 ○建設課長(松本盛男) 第6号議案、愛南町道路占用料徴収条例の一部改正について提案理由の説明をいたします。  本案は、道路法施行令の単価の改正により、法令に準拠した道路占用料単価に改めるため、本条例の一部を改正いたしたく提案するものであります。  それでは、改正内容について説明しますので、新旧対照表の1ページをごらんください。  第1条中「第39条」の後に「及び第73条」を追加します。  別表については、新旧対照表のとおり、全てを改めるものです。現況の別表では、物件名を上げて単価を設定しておりましたが、改正後は、道路法第32条第1項及び道路施行令第7条を引用した占用物件の区分として単価を設定するように改めております。  道路法等に準拠した区分に改めることにより、区分が細分化され、現行では、電柱は1種類でありましたが、改正後は、第1種電柱から第3種電柱の3種類となっております。電話柱についても同様に3種類の区分に改正しております。  管類については、現行では外径0.2メートル未満については1種類でありましたが、改正後は0.2メートル未満が4種類となっております。  議案の6ページにお戻りください。  附則として、この条例は、平成29年4月1日から施行することとしています。  以上、第6号議案の説明とさせていただきます。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(山下太三) 説明が終わりました。  これより、質疑を受けます。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(山下太三) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(山下太三) 討論なしと認めます。  これより、第6号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(山下太三) 着席ください。  全員起立であります。  よって、第6号議案、愛南町道路占用料徴収条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――       ◎日程第11 第7号議案 ごみ収集運搬車購入契約について
    ○議長(山下太三) 日程第11、第7号議案、ごみ収集運搬車購入契約についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  嘉喜山環境衛生課長。 ○環境衛生課長(嘉喜山 茂) 第7号議案、ごみ収集運搬車購入契約について、提案理由の説明をいたします。  本町のごみ処理については、平成29年10月2日から本稼働する宇和島地区広域事務組合新ごみ処理施設で処分することが決まっておりますが、本年6月5日からは可燃ごみの試験搬入が始まり、その他のごみについても、順次試験搬入することとなっております。  今回提案いたしました車両については、新ごみ処理施設が本町から40キロメートル程度離れていること、粗大ごみ等は個別での搬入の需要があることなどを考慮し、新ごみ処理施設稼働後も大浜地区の現施設でも受け入れることとしていることから、この個別で搬入されたごみを新ごみ処理施設まで運搬するため、導入しようとするものであります。  それでは、車両の概要について説明いたしますので、裏面をごらんください。  車両は、いすずフォワード5193cc、240馬力、白色1台であります。  安全装置として、SRSエアバック、3点式シートベルト、4輪ABS、附属品として、車両にごみ積載部を積み込むためのPTO、音声アラーム等。後部ごみ積載部は、新明和製4tアームロール用、容積8.2立方メートル、箱型架装、数量は3基となっております。  1ページの議案に戻っていただき、この契約については、平成29年1月19日に入札を執行いたしましたが、車両の予定価格が愛南町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第3条に定める700万円以上であるため、地方自治法第96条第1項第8号の規定により、議会の議決を求めたく提案するものであります。  契約の内容については、1の契約の目的は、ごみ収集運搬車購入事業、2の契約の方法は、指名競争入札による契約、3の契約金額は、1,463万5,810円、4の契約の相手方は、愛南町御荘平山945番地2、有限会社平山自動車、代表取締役、宮田進であります。  この入札に係る参加業者は、町内の業者で、南郡モータース、平山自動車、樫田自動車商会、御荘ダイハツ、オートファクトリーの5社となっており、落札率は74.9%であります。  なお、この車両については特殊車両であることから、納車には6カ月程度を要することから繰り越しをする予定であり、今回の補正予算にも計上しておりますが、本車両の運用は、新ごみ処理施設本稼働後を予定しているため、計画どおり体制を整えることができると考えております。  以上、第7号議案の説明といたします。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(山下太三) 説明が終わりました。  これより、質疑を受けます。  質疑ありませんか。  斎藤議員。 ○12番(斎藤武俊) これ今出た分で、頭のキャビンの部分は1台で、後ろのトレーラー式のやつをなわけですか。 ○議長(山下太三) 嘉喜山環境衛生課長。 ○環境衛生課長(嘉喜山 茂) そのごみの積載部分なんですが、よくイベント等で使用されている箱型の置く部分があると思うんですけど、あれを3台用意しまして、いっぱいになったごとに、さっき言いましたアームっていうひっかけるところですね、それを用いて車に積み込みまして運搬するというふうに考えております。  以上です。 ○議長(山下太三) よろしいですか。  ほかに質疑ありませんか。  渡邊議員。 ○4番(渡邊知彦) さっきの説明では、大浜に持って行って、それからまた宇和島にその車で持って行くということになるわけでしょう。何か近いところに収集するような方法を考えたら、町民も楽になるんやないかなと思うんですが、当面そんな計画はないんですか。 ○議長(山下太三) 嘉喜山環境衛生課長。 ○環境衛生課長(嘉喜山 茂) 今、大浜のところは環境アセスとかそういった法的な手続を経て設置しておるわけなんですけど、新しいところになりますと、やはりそういった手続も日数を要しますし、なかなかすぐにはできないだろうということと、あとやはり先ほど言いましたけど需要はかなりあるということで、やっぱり大浜でも受け取りをしなければならないというふうに考えておりますので、こういう形をとらせていただいております。  以上です。 ○議長(山下太三) 渡邊議員。 ○4番(渡邊知彦) その将来の計画っていうのは、まだそれじゃあ全く白紙ということですか。 ○議長(山下太三) 嘉喜山環境衛生課長。 ○環境衛生課長(嘉喜山 茂) 将来の計画につきましては、今後の運用状況を見ながらですね、考えていくべきだろうと考えております。  以上です。 ○議長(山下太三) よろしいですか。  ほかに質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(山下太三) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(山下太三) 討論なしと認めます。  これより、第7号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(山下太三) 着席ください。  全員起立であります。  よって、第7号議案、ごみ収集運搬車購入契約については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第12 第8号議案 定住自立圏の形成に関する協定の締結について ○議長(山下太三) 日程第12、第8号議案、定住自立圏の形成に関する協定の締結についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  児島企画財政課長。 ○企画財政課長(児島秀之) 第8号議案、定住自立圏の形成に関する協定の締結について、提案理由の説明をいたします。  本案は、宇和島市と本町との間で定住自立圏の形成に関する協定を締結いたしたく、愛南町定住自立圏形成協定の議決に関する条例の規定により、議会の議決を求めたく提案するものであります。  それでは、協定書の内容について説明いたしますので、3ページをお開きください。  第1条では、協定の目的を、定住に必要な都市機能及び生活機能を確保・充実させるとともに、連携を図りながら圏域全体の住民福祉の向上及び地域振興を図るため、必要な事項を定めるとし、第2条では基本方針を定めております。  第3条では、連携する取り組みの分野として、生活機能の強化に係る政策分野、結びつきやネットワークの強化に係る政策分野、圏域マネジメント能力の強化に係る政策分野及びまち・ひと・しごと創生に係る政策分野の4分野を上げ、それぞれの内容と役割分担を5ページから10ページの別表1から別表4に上げております。  第4条では、事務執行に当たっての連携、協力及び費用負担について、第5条では、協定の変更について、第6条では、協定の廃止について、第7条では、疑義の解決について定めております。  以上が協定書の内容であり、協定が締結された後、より具体的な取り組み内容、実施事業等を検討する懇談会を設置し、共生ビジョンを策定していくこととなっております。  以上、第8号議案の説明といたします。御審議のほど、よろしくお願いをいたします。 ○議長(山下太三) 説明が終わりました。  これより、質疑を受けます。  質疑ありませんか。  土居議員。 ○13番(土居尚行) この定住圏構想、以前からいろいろ私は疑問を持っておるところなんですが、平たく言えば宇和島市がこの地域のうちが中心やと手を挙げたのを周りの市町村がそうですと賛同してこういうものができていくという形なんで、宇和島を中心とするよりも宇和島は一つのライバルとして戦っていくほどの町でなければならないと思うんですが、理事者にお伺いしますが、これで定住圏構想、協定するということでいろいろ分野ごとの構想があるわけなんですが、定住圏構想をこの協定を宇和島市と結ぶことで、どの分野に対して一番愛南町は期待をするわけなんですか。 ○議長(山下太三) 清水町長。 ○町長(清水雅文) お答えします。  どの分野と特定はできないまでも、総体的にどの分野についても、やはり近隣である宇和島市ということで、いろいろと協力するべきは協力し、また向こうに協力してもらうべきは協力してもらうという形の中で、やはり特に医療何かにつきましては、県立南宇和病院の状態がごらんの状態でありますので、やはり医師確保がしっかりとできるまでの間は、やはり宇和島市にもいろいろとまた迷惑かける部分もありますし、そういう形で、特に医療については特に重要な部分ではないかなというように考えております。  以上です。 ○議長(山下太三) 土居議員。 ○13番(土居尚行) 愛南町の場合、圏域で広域事務組合を設置しておりますので、ごみ・し尿につきましてとか、福祉の問題につきまして、それらは全て今、広域事務組合で形成をされているので、この分野でここを書かれても、これは広域でやっておるもので問題はないと思います。  今、町長が言われましたように、医療というものが一番できればこの構想の中心になって、愛南町の場合メリットがあるかなという思いがあります。総務省がつくっておりますイメージの中で、この定住圏構想の医師の派遣とか診療所に対する医師の派遣とかいうものを一番に掲げております。やはりそれが一番の地域の重要なところではあるとは思いますが、この別表の中に安心して暮らせる地域医療を確保するために、救急高度医療を担う市立宇和島病院を中心としという、今、町長も言われましたけど、本来なれば医師が確保できておれば、ここには、宇和島市にはないけど愛媛県立南宇和病院があるので、これを見る限り県立病院は要らんのやというような感じをとられるような、これ書き方なんですよ。  で、言いかえればもう宇和島市に市立病院と協定したら県立病院の充実、できなくなるとは言いませんけども、もうこれおたくは協定、宇和島市と結んで、高度医療、救急医療結んでおるのでいいじゃないですかと言われかねないような、この協定書のここの別表にある言葉なんですけど、そのところの心配事と、それと総務省もこの地方の行政はこの定住圏構想を発展さすことが地方の発展につながるということを強くうたっていますが、定住圏構想を発展さすということは、これを発展さすということは究極の、私は宇和島市を中心地とした新たな市町村合併につながるんではないか。そうでなければ、定住圏構想の発展なんかないので、そういう懸念を持つわけなんですけど、何かそういうお考え、御意見ございましょうか。 ○議長(山下太三) 岡田副町長。 ○副町長(岡田敏弘) お答えいたします。  1点目の宇和島市立が中心になってしまって、南宇和病院は要らないのじゃないかと言われかねないという点ですが、その甲の役割の下に乙の役割として、圏域医療における役割分担、連携のもとにということで、愛南町地域の医療の充実も図るということで、愛南町南宇和県立病院は、第二次救急医療として必要なものであるので、そのまま宇和島市立と連携を図りながら、地域の医療を整えていくということになろうかと思います。  もう一点の将来的な広域合併につながるんではないかということなんですが、その辺は危惧するほどのものではないんじゃないかと、それぞれの地域がしっかりしていれば、問題ないと思っております。  以上です。 ○議長(山下太三) よろしいですか。  ほかに質疑ありませんか。  渡邊議員。 ○4番(渡邊知彦) 教育長にお尋ねしたいんですが、3番の6ページの教育の分野のことなんですけども、いろいろ書いてあります。特に上級学校に進学するときに、大変愛南町は生徒数が減っております。よその地区に進学されるということで。これ見よると、なお宇和島地区に生徒が吸収されるんじゃないかなと危惧しておりますが、その点についてどうお考えでしょうか。 ○議長(山下太三) 中村教育長。 ○教育長(中村維伯) お答えします。  現在、南宇和高校をバックアップするために、議会のほうの御了解もいただきまして、振興協議会という形で、さまざまな高校のまず魅力を増す取り組みであったり、あと通学の支援であったりということを取り組んでおります。当然、その取り組みをこれからも続けてまいりますので、今回の高校の協定の中で、もちろん宇和島についてある程度のことは書かれてあっても、愛南町は引き続き南宇和高校を第一として取り組んでいく取り組みには、一切変更はございません。  恐らく、例えば宇和島南中高一貫校であったり、宇和島東高校、そういうところへ愛南町の子供たちが進学を、現在もしているという実例はありますが、少しでも南宇和高校の魅力を増すことによって、ここで十分やっていけるという体制づくりは、これからも続けていきたいと考えておりますので、まず、私自身としてはそういう心配は持ってはおりません。  以上です。 ○議長(山下太三) よろしいですか。  ほかに質疑ありませんか。  原田議員。 ○1番(原田達也) この協定が締結された場合にですね、財政措置のほうをちょっと見てみますと、中心市とその周辺の町とでは、かなりの交付金の額に差があるというふうに、ちょっと調べてみましたらそのようになっております。  ということは、先ほどから心配されておりますように、中心市ばかり優遇されて、その周辺の町はますます疲弊をしていくんじゃないかというふうに危惧をされるわけですが、そこらあたりどないに考えていますか。 ○議長(山下太三) 児島企画財政課長。 ○企画財政課長(児島秀之) ただいまの御質問にお答えいたします。  確かに議員御指摘のとおり、中心地が8,500万から9,000万、周辺の地域が1,500万の特別交付税の対象ということに表面上はなっておりますが、これ以外にも総務省からの案内文書では、各省庁におきましてこの協定を結んだ自治体におきましては、事業の優先採択があるというふうなこともうたわれておりますので、確かに金額的には差がありますけれども、本町にとっても財政的なメリット、また国庫補助事業の採択の優先ということでもメリットがあると考えております。  以上です。 ○議長(山下太三) よろしいですか。
     ほかにありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(山下太三) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(山下太三) 討論なしと認めます。  これより、第8号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(山下太三) 着席ください。  全員起立であります。  よって、第8号議案、定住自立圏の形成に関する協定の締結については、原案のとおり可決されました。  暫時休憩します。  11時20分から再開します。               午前11時07分 休憩            ―――――――――――――――――               午前11時20分 再開 ○議長(山下太三) 休憩前に引き続き会議を始めます。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第13 第9号議案 平成28年度愛南町一般会計補正予算(第4号)について ○議長(山下太三) 日程第13、第9号議案、平成28年度愛南町一般会計補正予算(第4号)についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  岡田副町長。 ○副町長(岡田敏弘) 第9号議案、平成28年度愛南町一般会計補正予算(第4号)について、提案理由の説明をいたしますので、5ページをお開きください。  今回の補正予算は、歳入歳出それぞれ、4億4,076万4,000円を減額し、歳入歳出の総額を、それぞれ153億6,579万5,000円とするものであります。  それでは、歳出から説明しますので、47ページをお開きください。  2款総務費は、総務管理費において、一般管理費の職員給与費977万7,000円の減額、49ページ、臨時職員福利厚生事務費758万円の減額、51ページ、財産管理費の庁舎管理事業費931万9,000円及び公用車管理事業費480万7,000円のそれぞれ減額、53ページ、企画費の、移住促進事業費425万8,000円、ふるさと寄附金に伴う事業謝礼940万円及び宇和島地区広域事務組合負担金4億9,380万3,000円のそれぞれ減額。55ページ、支所及び出張所費の、御荘支所庁舎解体事業費712万7,000円の減額、飛びまして、65ページ、選挙費において町長選挙費の町長選挙事務費1,414万8,000円の減額などであります。  69ページ、3款民生費は、社会福祉費において、社会福祉総務費の、国民健康保険特別会計繰出金9,386万6,000円の追加、73ページ、障害者福祉費の障害者自立支援医療費給付事業費563万8,000円の減額、及び障害者自立支援介護等給付事業費3,389万8,000円の追加、75ページ、臨時福祉給付金事業費の臨時福祉給付金事業費5,576万8,000円の減額、77ページ、児童福祉費において、児童福祉総務費の児童手当1,902万5,000円の減額、79ページ、児童措置費の児童保育委託事業費1,199万4,000円の減額などであります。  85ページ、4款衛生費は、保健衛生費において、保健衛生総務費の医師確保奨学金貸付金550万円の減額、89ページ、予防費の、子ども定期予防接種事業費838万円の減額、91ページ、清掃費において、清掃総務費のごみ収集運搬車購入事業費1,328万4,000円の減額。93ページ、じんかい処理費の、環境衛生センター管理運営事業費1,698万4,000円の減額、上水道費において、上水道事業会計補助金1,680万円の減額、95ページ、病院費において病院事業会計補助金3,978万4,000円の追加などであります。  97ページ、6款農林水産業費は、農地費の町単独事業による水路維持修繕事業費648万9,000円の減額、103ページ、水産業費において、漁港建設費の国庫補助事業による漁港施設機能強化事業費1,790万2,000円の減額などであります。  飛んで111ページ、8款土木費は、土木管理費において、土木総務費の老朽危険空家等対策補助金2,400万円の追加、113ページ、道路橋梁費において、道路維持費の国庫補助事業による町道日土小屋ノ浦線外舗装補修工事ほか1件の道路維持整備事業費2,530万円の減額、道路新設改良費の、国庫補助事業による町道中溝線ほか路肩改良工事ほか2件などの道路新設改良事業費1,326万円及び、町単独事業による町道川ノ元線道路改良工事ほか4件などの道路新設改良事業費2,010万2,000円のそれぞれ減額、115ページ、河川費において、砂防費の梶屋1地区集落・避難路保全斜面地震対策工事ほかで592万4,000円の減額、117ページ、住宅費において、住宅管理費の町単独事業による住宅改修事業費1,045万3,000円の減額などであります。  121ページ、9款消防費は、消防施設費の平山消防詰所新築工事ほかで687万円の減額などであります。  123ページ、10款教育費は、教育総務費において、事務局費の平城小学校屋外トイレ新築工事1,248万5,000円の追加、及び学校施設等防災機能強化対策工事642万7,000円の減額、145ページに飛んでいただきまして、保健体育費において、学校給食費の学校給食センター管理運営事業費520万円の減額などであります。  149ページ、13款諸支出金は、基金費において、財政調整基金積立金4億12万4,000円の追加、及びふるさとづくり基金積立金1,999万4,000円の減額などであります。  次に、歳入について説明しますので、23ページにお戻りください。  1款町税は、町民税4,800万円及び固定資産税2,300万円の合計7,100万円を追加しております。  10款地方交付税は、普通交付税1億1,743万7,000円を追加しています。  27ページ、13款使用料及び手数料は、衛生使用料の御荘霊苑使用料440万円の追加などであります。  29ページ、14款国庫支出金は、民生費国庫負担金の、障害者自立支援事業費負担金628万1,000円の追加、児童手当負担金1,312万9,000円の減額、民生費国庫補助金の、臨時福祉給付金事業費補助金4,353万7,000円及び同事務費補助金1,220万6,000円のそれぞれ減額、地域介護・福祉空間整備推進交付金292万5,000円の追加。31ページ、農林水産業費国庫補助金の、漁港施設機能強化事業費補助金895万1,000円の減額、土木費国庫補助金の、住宅・建築物安全ストック形成事業費補助金1,175万円の追加、及び道路新設改良費補助金2,462万7,000円の減額などであります。  33ページ、15款県支出金は、民生費県負担金の、障害者自立支援事業費負担金543万6,000円の追加、後期高齢者医療保険基盤安定事業費負担金531万4,000円の減額、総務費県補助金の、新ふるさとづくり総合支援事業費補助金の543万6,000円の追加、35ページ、農林水産業費県補助金の、沿岸漁業構造改善事業費補助金770万円の減額、土木費県補助金の、住宅・建築物安全ストック形成事業費補助金600万円の追加などであります。  39ページ、17款寄附金は、ふるさと寄附金2,000万円を減額しています。  41ページ、19款繰越金は、前年度繰越金589万5,000円を追加しています。20款諸収入は、町税延滞金800万円の追加などであります。  43ページ、21款町債は、熱回収施設建設に係る宇和島地区広域事務組合負担金の減額に伴う過疎対策事業債の減額のほか、事業費の確定に伴う追加や変更など、合計で5億1,230万円を減額しております。  以上、第9号議案の説明といたします。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(山下太三) 説明が終わりました。  これより、質疑を受けます。  質疑の方法は、初めに歳出全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。  那須議員。 ○9番(那須芳人) 52ページでございます。総務管理費の中の企画費の減額についてお尋ねをいたします。  この補正が5億と800万ありまして、その中の大半が先ほど副町長言われましたけれども、広域事務組合の負担金の4億9,300万ということです。予算を計上する場合、それが執行されたときには愛南町にとってどういう恩恵があるのか、またどういう影響があるのかということを考えますし、反対に予算執行されなかった場合も全く逆のベクトルが働くわけです。  今回、この減額している広域事務組合の中の熱回収施設建設が29年度の当初予算を見ますと宇和島広域の負担金が約8億ということで、恐らく来年度もこの部分は出てこないんだろうなというふうな気がいたしますけれども、この熱回収施設建設、以前説明があったかもしれませんが、私からは記憶に飛んでいますので、どういうもので、そしてこれを建設しないことによって愛南町民にはどういう影響があるのかお尋ねをいたします。 ○議長(山下太三) 児島企画財政課長。 ○企画財政課長(児島秀之) お答えいたします。  53ページにあります宇和島地区広域事務組合負担金の4億9,000万余りの減額については、議員御指摘のとおり熱回収施設、現在建設中の熱回収施設の今年度の負担金の減額がほぼ全体の大きなウエートを占めております。建設は続けておりますけれども、その熱回収施設の建設自体が当初の予定では来年度への繰り越し事業ということで、今年度負担金総額を請求をされておりました。  ただ、この負担金につきましては、過疎債を充てて、過疎債を充当するということにしておりましたが、過疎債の申請を今年度17億ほど本町は申請を出しておりました。内示額が約13億程度の内示額がまいりました。内示額に足らない部分については、一般財源4億強、必要かなと考えておりましたが、同じようなことが宇和島市本体にもありまして、宇和島市がこの一般財源が16億ほど必要だということで、宇和島市のほうがこの過疎債を借りる県と協議をいたしまして、繰り越し事業分については来年度の負担金で構わない。来年度の負担金で構わないし、それを来年度の過疎債に充当して構わないという協議をしてまいりました。  よって、今回この来年度分の工事分について、負担金、平成29年度予算に充てるものであって、決して建設がとまっておるとかそういうふうなものではありません。  本町にとっても、今回、過疎債の4億程度を来年度に回すことで、他の事業に過疎債の充当ができましたので、これについては、メリットがあると考え、宇和島市の申し入れを受けて、このような補正予算としております。  以上です。 ○議長(山下太三) よろしいですか。  ほかに質疑ありませんか。  斎藤議員。 ○12番(斎藤武俊) 64ページの地域交通対策費の生活バス路線維持助成金911万9,000円ですが、これは年間どれぐらいの助成金なのか、どこに、宇和島自動に払っておるんだろうと思いますが、年間の予算はどれぐらいなのかちょっとと、111ページの土木総務費で老朽危険空家対策補助金2,400万ですが、これ年間何件ぐらいの申し込みがあって、年間どれぐらい工事したのか、また、これからもどれぐらいの件数が見込まれるのかっていうのをお聞きしたいし、123ページの教育総務費の平城小学校のトイレ新築工事1,248万5,000円ですが、これは屋外で、その外部の人も常時使えるような形でトイレを常設するのか、その辺をお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(山下太三) 木原総務課長。 ○総務課長(木原荘二) お答えいたします。  バスの助成金につきまして、一応、年間の助成額につきまして、実は当初予算で昨年度の実績をもとに約5,600万円の予算を計上しておりました。  その限度内でおさまることを願っておりましたが、今回、900万円余りを増額させていただき、1年の助成額が約6,500万になるというものであります。  おっしゃられるとおり、これは現在幹線として動いております城辺−宇和島間、また宿毛−宇和島間の幹線2路線と、その他支線を含めて町内11系統の宇和島自動車の路線に対する欠損部分の補填ということで、予算を計上させていただいておるものであります。  以上です。 ○議長(山下太三) 松本建設課長。 ○建設課長(松本盛男) 111ページの老朽危険空き家についてお答えいたします。  27年度が8件取り壊しがございました。28年度、今12月時点では14件ほど取り壊ししておるんですが、まだ待機が50件近くございます。それで、今回国の補正がついた部分、30件分を今回追加補正いたしまして、また来年は来年で、できるだけ早く待機されておる方を解消したいということで、今回、これ繰り越しにはなりますが、30件分の補正をさせていただいております。  以上です。 ○議長(山下太三) 浜田学校教育課長。 ○学校教育課長(浜田庄司) 123ページの平城小学校の屋外トイレの外部の方も使えるのかという御質問でありますが、この工事につきましては、防災機能強化事業の一環として、昨年度整備計画、基本計画を作成させていただき、今年度、その経過に沿って事業のほうを進めさせていただいております。  今年度、国庫補助事業を受けて事業を行うということで、要望を行っておりましたものが1月に内示がありましたので、今回、予算のほうの計上をさせていただきました。当然避難所としての機能強化ということでございますので、そういう状況になったときには、当然外部の方も使用が可能になるというふうに考えております。  ふだんも、当然利用していただいて結構であるというふうには考えております。  以上です。 ○議長(山下太三) 山下正敏議員。 ○8番(山下正敏) 53ページのふるさと寄附金事業で、事業謝礼減額の940万となっておりますが、これは結局ふるさと納税が2,000万ぐらい減ったということなんですが、これ今まで順調にふるさと納税寄附金が伸びていたんですが、減った要因というものがわかれば。 ○議長(山下太三) 児島企画財政課長。 ○企画財政課長(児島秀之) お答えいたします。  このふるさとの寄附金につきましては、12月定例会の補正予算におきまして、当初1億であったのを2,000万増額して1億2,000万、これは返礼品の歳出を確保するための補正予算ではございましたが、11月までは順調に今年度も寄附金額が伸びておりました。そのような補正をしたわけでありますが、補正後、12月に入って昨年度の半分程度の、12月一月の金額が半分程度の寄附にとどまりまして、結果、このような今回補正予算に再度減額させてもらうようにしております。  減った要因がなかなか特定はできないんですけれども、他の市町が魅力のある返礼品をそろえたことも一つの要因ではないかと思います。  いろんな場面で本町におきましても町長が近畿や関東に行った折に、県人会の方にもPRをしていただいて、ここまで伸びた寄附金でありますので、もう少し減額、減った原因を特定をして、今後の対策として生かしていきたいと考えております。 ○議長(山下太三) よろしいですか。  宮下議員。 ○7番(宮下一郎) 53ページ、同じく移住者用古民家等再生事業補助金の420万の減額についてお尋ねをいたします。  現在、町が取り組んでおる状況と実績、また今後、この行政がどのような行政指導をしていかれるのか、お伺いをいたします。 ○議長(山下太三) 児島企画財政課長。 ○企画財政課長(児島秀之) お答えいたします。  この居住促進事業で計上しております補助金につきましては、今年度の予算で1世帯分の本町への移住に係る補助金を計上しておりました。一部問い合わせ等もあり、利用していただけるかなと思った問い合わせもあったんですけれども、結果として今回この補助金を利用をしていただける移住者はいなかったということで、町といたしましても、移住者用の空き家につきましては、空き家バンク等に登録をしていって、ホームページ等で移住者に公開をしているところであります。  また、移住フェアあたりにも町から出向いていき、大阪、東京で愛南町のほうに移住しませんかというふうなお誘いもかけていっております。  今後もこのようなことを継続して、受け皿と、また移住してきていただける方、両方を募集していきたいと考えております。  以上です。 ○議長(山下太三) 宮下議員。
    ○7番(宮下一郎) 今の質問の実績について、ちょっと御報告が足りなかったんですが、過去1件もこの実績はないんでしょうか。人口減という形の中で、この居住者を1人でも1家族でもという熱意がもっと欲しい、この事業っていうものの大切さというのを感じるんですが、もう一度お尋ねします。 ○議長(山下太三) 児島企画財政課長。 ○企画財政課長(児島秀之) お答えいたします。  お尋ねの件のこの再生の事業の補助金につきましては、現在のところ適用をした移住者はおりません。これが実績でございます。  今後ともPRに努めていきたいと考えております。 ○議長(山下太三) ほかに質疑ありませんか。  西口議員。 ○14番(西口 孝) 95ページ、農林水産業費の中の1目3項の農業振興費の中で、青年就農給付金事業の減額が400万余りありますが、これの内容を少しお知らせいただきたい。 ○議長(山下太三) 吉村農林課長。 ○農林課長(吉村克己) お答えいたします。  現在、460万6,000円の減額といたしております。その内容につきましては、当初、予定しておりました2名の方が手挙げをされておったんですが、その方については再度説明等をお聞きし、ヒアリングをしたところ、どうしても今年度については手をつけれないという形で、2名分、75万円掛ける2について取り下げをさせていただいております。  あとの金額につきましては、4名分につきまして1月末に会計検査院の検査がありまして、そのときにつきまして、要綱との疑義があるんだろうという形で今指摘を受けております。その指摘につきましては、会計検査院と農林水産省の間で要綱の取り扱いについて検討をしていただくという形で現在進んでおります。その分につきまして、4名分、75万円について今年度国の指導によりまして、4名分については今年度支払いじゃなくて来年度の支払いという形の指導を受けておりますので、今回につきまして、460万6,000円の減額とさせていただいております。  以上です。 ○議長(山下太三) よろしいですか。  西口議員。 ○14番(西口 孝) せっかく農業後継者、意欲を持ってやろうかなというてIターンやUターンをされて来られた方、非常に手続が煩雑だしもうやめたとか、そういう声を回っておりましてもよく聞きます。そこら辺をひとつ町としては優しく指導とそういう事務処理の問題についてのアドバイスをもっとやっていけば定着するんではないかなというふうに思いますので、一つ御配慮を願いたいと思いますが。 ○議長(山下太三) 吉村農林課長。 ○農林課長(吉村克己) ただいまの議員の指導を考えまして、再度町のほうでは町民、農民の方への優しい指導といいますか、誠意を持った指導として行いたいと思います。  以上です。 ○議長(山下太三) ほかに質疑ありませか。  渡邊議員。 ○4番(渡邊知彦) 4款の衛生費の病院費について、これは病院事業会計補正予算の中でも詳しく出ておりますけども、一応最初にこっちのほうの一般会計から支出が出ております。95ページの補助金3,978万4,000円、概略説明していただいたら、次の病院特別会計のほうは質問をしないつもりです。お願いします。 ○議長(山下太三) 吉田国保一本松病院事務長。 ○国保一本松病院事務長(吉田英史) 一般会計からの繰出金なんですけれども、詳しい話といいますと、病院事業会計のほうでやらせていただきたいと思いますので、今のところ、概略という形で御説明いたします。  病院事業会計におきましては、当初予定しておりました入院人数とか外来人数とかがかなり激減している状況でございます。といいますのも、外来におきましては、人口減とかあるんですけれども、27年度は前副院長が退職をいたしまして、そのついていた患者数がかなり激減をしておるというのが実情でございます。また、入院におきましても、届け出の変更が28年度10月1日にあったわけなんですけれども、その入院の基準というのが若干変わりまして、一本松病院では療養病棟の2というのをとっておるんですが、療養病棟2というのは、医療区分で中等度、重度の方の割合が80%を超えたらいけんというだけだったんですけれども、28年10月から50%切ってもいけないというような状況になっております。  それで、医療区分が80に近い方、時点で重度の方を入れれないというような状況で待っていただかんといけんというようなことも出てきておりますし、50%に近ければ、医療区分の軽度の方を入れますと、50%切ってしまうということになりまして、50%から80%の入院調整をしなければならないというようなことで、入院患者数も若干減少しておるというような減少でございます。  それで、外来も入院も収益が上がらないということで、再度1億5,000万の一般会計からの繰り出しなんですけれども、なおかつ4,000万近い繰り入れをお願いするというものでございます。  以上です。 ○議長(山下太三) 渡邊議員。 ○4番(渡邊知彦) 今の説明で十分でございます。ただ、やっぱり先生がかわるというのは、病院特にカリスマ的な先生がおると、その先生に治っても治らんでも診てもろたら安心するとかいう風潮がずっと全国的にあるみたいで、大変病院経営というのは難しいなという気がするんで。それと一般会計から繰り入れが増えて患者さんが減るということは、それだけ元気になった人がおるんかなというようにも捉えられることもできるんですけども、今言ったように、患者数も減るということなんで、ひとつ頑張っていただきたいと、これは質問ではありません。  以上です。 ○議長(山下太三) ほかに。  土居議員。 ○13番(土居尚行) 47ページの職員給与費が約1,000万減額になった要因と、それと89ページの子供の定期予防接種事業が830万、40万近く対前年の実績に伴って予算計上されておると思うんですが、ここでこういうような定期予防接種なんかで800万というような減額をしなければならないその要因というのをお聞かせください。 ○議長(山下太三) 木原総務課長。 ○総務課長(木原荘二) お答えいたします。  職員給与費977万7,000円の減額の主なものといたしましては、退職手当組合の負担金の増が1,380万3,000円、この増額につきましては、給与改定分による増と、今年度勧奨退職者の方がおりまして、その方の特別負担金の支払いが生じますので、その増額によるものと、逆にその下の一般職共済組合負担金、2,265万円の減につきましては、これは実は共済法が施行された昭和30年代のころから、そのころの期間のある職員の方に対する年金の支給について、財源不足がかなりあったということで、例年追加費用という形で支払いをしております。で今回、またそれに加えて標準法修正という制度に共済から厚生年金に切りかわったことによりまして、そこの率が大きくちょっと変わるということで、このようが減額が発生しまして、その相殺により977万円余りの減額となったものであります。  以上です。 ○議長(山下太三) 西口保健福祉課長。 ○保健福祉課長(西口源一) お答えします。  子ども定期予防接種事業、89ページの838万円の減額なんですが、当初よりかは子供の人数が、接種した数が減ったというしかちょっとお答えができないんですが。  麻しん・風疹の混合から、一応ずっと小児用肺炎球菌と種類が10種類ほどあるんですが、それぞれのこの接種の人数が当初の見込みよりかは減ったので、83万8,000円ほど減額させていただいております。  以上です。 ○議長(山下太三) 土居議員。 ○13番(土居尚行) 子供が減ったと言われますけど、急に減るこというのは余りないんで、この数字は何人減ったらこんだけの数字が出るんですか。 ○議長(山下太三) 西口保健福祉課長。 ○保健福祉課長(西口源一) お答えします。  何人ということなんですが、麻しん・風疹につきましては250人を予定しておったんですが、これが241人、若干9人ほどなんですけど、単価が5,000円ほどかかります。B型肝炎につきましては、14人減少、二種混合につきましては24人の減少、それからBCGにつきましては29人の減少。あと、日本脳炎につきましては、1期、2期とあるんですが、1期で260人ほど減少。あと、それぞれそういうふうにポリオとか4種混合とかあるんですが、単価が委託料だけで先ほど言った5,000円から4,000円ほど、1人当たりかかります。それから、それで委託料で300万ほどの減少と、あとそれに伴いまして減少した人数分だけの医薬品もかかりますので、それが530万ほどの減少になったということです。  以上です。 ○議長(山下太三) 土居議員。 ○13番(土居尚行) この予防接種はこれ任意なんですね。その子供が減ったのじゃなくて受ける子供が減ったんですか。 ○議長(山下太三) 西口保健福祉課長。 ○保健福祉課長(西口源一) 一応、県内の委託医療機関に個別に実施をするわけなんですが、一応勧奨をして、子供によってはしないお子さんもおられますので、病気にかからんように接種はずっとやっていきよるんですけど、どうしても受けないというお子さんもいらっしゃいますので、予定よりかはちょっと減っておるような形になっております。  以上です。 ○議長(山下太三) ほかありませんか。  山下正敏議員。 ○8番(山下正敏) 101ページの水産研究普及費、伊予の媛貴海流通体制構築モデル事業の減額166万について。これは媛貴海が成長が悪くて2.5キロ以上なかったので、出荷が見合わされたと聞いておりますが、この要因はこういう要因なのか、ちょっとお聞きします。 ○議長(山下太三) 赤岡水産課長。 ○水産課長(赤岡政典) お答えいたします。  水温の関係等で成長がおくれたとは聞いております。この補助金につきましては、製氷施設の購入、特殊製氷氷を製作する製氷機を導入する事業に対する補助金であります。  以上です。 ○議長(山下太三) ほかありませんか。  坂口議員。 ○2番(坂口直樹) 77ページ、民生費2項児童福祉費のところで、児童手当が1,902万5,000円となっておりますが、これはどういう減額でしょうか。 ○議長(山下太三) 西口保健福祉課長。 ○保健福祉課長(西口源一) お答えします。  児童手当の給付の関係なんですが、1,902万5,000円の減額なんですが、当初予算の数字は27年度の2月から9月分までの8カ月分を平均しまして、12で掛けた分を当初予算に組んでおるわけなんですが、子供が生まれた数の減少と、あと転出等で減ります。転入よりか転出のほうが多いので減りますので、約年間で140人、延べ1,696人の減少で、人数はそういう形なんですけど、1人当たりの児童手当が1万円と1万5,000円の二つに分かれておりますので、額としてはこれだけの額になっております。  以上です。 ○議長(山下太三) ほかありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(山下太三) ないようなので、歳出分を終わります。  次に、歳入全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。  草木原議員。 ○3番(草木原由幸) 41ページの雑収入、町税延滞金800万が計上されているんですが、延滞金、当初150万が補正で800万、特別な事情があったのかなと思うんですが、この内容の説明をお願いします。 ○議長(山下太三) 浅海税務課長。 ○税務課長(浅海宏貴) お答えします。  町税の延滞金につきましては、当初予算150万、言われるように今回800万の増額計上をさせてもらっております。単純に収納額の実績により補正をさせていただいたんですけれども、固定資産税、主に町民税の徴収が増加したことなどが要因として考えられております。  以上です。 ○議長(山下太三) 草木原議員。 ○3番(草木原由幸) 実績って言われますが、延滞金なわけで何かまとまったものがあったのかな。そこをお聞きしたらと思うんです。 ○議長(山下太三) 浅海税務課長。 ○税務課長(浅海宏貴) 特に大きなものではないんですが、少額というか、10万円前後の分が積み上げでこのようになっております。  ちなみに平成の24年度から収納実績は1,000万以上になっております。  以上でございます。 ○議長(山下太三) よろしいですか。  ほかに歳入ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(山下太三) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(山下太三) 討論なしと認めます。  これより、第9号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(山下太三) 着席ください。  全員起立であります。
     よって、第9号議案、平成28年度愛南町一般会計補正予算(第4号)については、原案のとおり可決されました。  暫時休憩します。  1時30分から再開します。               午後 0時05分 休憩            ―――――――――――――――――               午後 1時30分 再開 ○議長(山下太三) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第14 第10号議案 平成28年度愛南町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について ○議長(山下太三) 日程第14、第10号議案、平成28年度愛南町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  赤松町民課長。 ○町民課長(赤松邦彦) 第10号議案、平成28年度愛南町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について、提案理由の説明をいたします。  この補正予算は、既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ1億1,979万6,000円を減額し、その総額を40億7,343万9,000円とするものです。  それでは、歳出から説明いたしますので、25ページをお開きください。  1款総務費は旅費2万3,000円の減額等、合わせて112万4,000円の減額計上です。  2款保険給付費は、前年度までの実績及び今年度の支出見込みから、1項療養諸費が1目一般被保険者療養給付費588万7,000円の減額、2目退職被保険者等療養給付費が444万4,000円の減額等、合わせて961万5,000円の減額計上です。  27ページ、2項高額療養費は、1目一般被保険者高額療養費が568万8,000円の減額、2目退職被保険者等高額療養費が52万2,000円の減額で、合計621万円の減額計上です。  保険給付費全体で、1,770万6,000円の減額計上です。  31ページ、7款共同事業拠出金は、拠出金の確定により、1項1目高額医療費共同事業拠出金が738万4,000円の減額、2目保険財政共同安定化事業拠出金が5,104万3,000円の減額計上です。  8款保健事業費は、1項特定健康診査等事業費が、受診者数の減により特定健康診査委託料217万円の減額等、合計303万8,000円の減額計上です。  33ページ、11款諸支出金は、1項3目国庫支出金等精算返還金は国庫負担金等の再確定により、療養給付費等負担金超過交付返還金が58万5,000円の増額計上等で合計112万2,000円の増額計上です。  次に、歳入について説明いたしますので、15ページをお開きください。  1款国民健康保険税は、1項1目一般分が1,360万円の増額、2目退職分が856万円の減額計上です。  2款1項手数料は、督促手数料の増により12万5,000円の増額計上です。  3款国庫支出金は、1項1目療養給付費等負担金は変更申請により、療養給付費負担金が2,619万7,000円の減額、後期高齢者医療費支援金負担金が354万3,000円の増額、介護納付金負担金が12万5,000円の減額で合計2,277万9,000円の減額計上です。  17ページ、2項1目財政調整交付金は普通調整交付金の1億251万8,000円の減額計上等、合計1億272万円の減額計上です。  国庫支出金全体で、1億2,895万3,000円の減額計上です。  4款療養給付費等交付金は、交付金の確定により、370万9,000円の増額計上です。  19ページ、6款県支出金は、1項2目特定健康診査等負担金が、受診者数の減により101万5,000円の減額計上等、合計288万6,000円の減額計上です。  7款共同事業交付金は、交付額の確定により、1項1目高額医療費分が154万6,000円の増額、2目保険財政共同安定化分は1億1,891万円の減額計上です。  21ページ、9款繰入金は、財政安定化支援事業分が302万9,000円の減額、その他分が1億円の増額で、全体で9,386万6,000円の増額計上です。  10款繰越金は、前年度繰越金と現予算額との差額2,001万5,000円の増額計上です。  11款諸収入は、1項1目延滞金が、本年度実績による収入見込みから750万円の増額計上、3項1目一般被保険者第三者納付金は、69万6,000円の減額等、合わせて665万8,000円の増額計上です。  以上、第10号議案の説明とします。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(山下太三) 説明が終わりました。  これより質疑を受けます。  質疑の方法は、歳入歳出全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。  土居議員。 ○13番(土居尚行) この31ページの後発医薬品促進事業、いわゆるジェネリックの、これ大体今、ジェネリック薬品がどの程度使用されておるかいうのはわかるんですか。  それと、この委託先はどこでどのような事業になっているか。 ○議長(山下太三) 赤松町民課長。 ○町民課長(赤松邦彦) 現在の何人、件数でございますが、約600件になっております。委託先のほうにつきましては、共同事業になりますので、国民健康保険団体連合会のほうに委託しております。  以上です。 ○議長(山下太三) いいですか。  ほかにありませんか。  草木原議員。 ○3番(草木原由幸) どこのページっていうことでもないんですが、この予算全体的には1億2,000万ほどの減額補正なわけですが、21ページの歳入の部門を見ますと、一般会計からの繰り入れ金が突出して、これは全体的にふえていながらこれに限っては大幅に増加しているっていう数字になっておるんですが、これはどういうわけでこういうふうな予算構成になっているんですか。 ○議長(山下太三) 赤松町民課長。 ○町民課長(赤松邦彦) お答えいたします。  一般会計の繰入金につきましては、当初見込んでおりました支出がございましたが、それが当初見込んでおった支出なんですが、その見込み額が現在ほぼ確定しております。歳入につきましては、今年に入りまして歳入のほうが補助金のほう確定しておりますので、それによりまして、差額分について不足が生じましたので、その他繰り入れにつきまして1億円の増額計上をさせていただいた次第です。  以上です。 ○議長(山下太三) 草木原議員。 ○3番(草木原由幸) なかなか余り大ざっぱ過ぎてよくわからないんですが、どの部分の補助金が減ったんでこういうふうな措置になったかということをお答え願いたいと思うんですよ。 ○議長(山下太三) 赤松町民課長。 ○町民課長(赤松邦彦) お答えいたします。  主に補助金が減った部分につきましては、財政調整交付金、療養給付費等負担金が減っております。  以上です。 ○議長(山下太三) よろしいですか。  ほかにありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(山下太三) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(山下太三) 討論なしと認めます。  これより、第10号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(山下太三) 着席ください。  全員起立であります。  よって、第10号議案、平成28年度愛南町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第15 第11号議案 平成28年度愛南町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について ○議長(山下太三) 日程第15、第11号議案、平成28年度愛南町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  赤松町民課長。 ○町民課長(赤松邦彦) 第11号議案、平成28年度愛南町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、提案理由の説明をいたします。  この補正予算は、既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ668万5,000円を増額し、その総額を3億28万5,000円とするものです。  それでは、歳出から説明いたしますので、51ページをお開きください。  1款1項1目一般管理費は、通信運搬費の減額等により、合計2万円の減額計上です。  2款後期高齢者医療広域連合納付金は、保険基盤安定分が708万6,000円の減額、保険料分が945万2,000円の増額等、合わせて122万6,000円の増額計上です。  次に、歳入について説明いたしますので、49ページをお開きください。  1款後期高齢者医療保険料は、特別徴収・普通徴収合わせて、815万円の増額計上です。  3款繰入金は、保険基盤安定分が軽減額の確定により708万6,000円の減額、広域連合事務費分が負担金の確定により114万円の減額、その他分が1万円の減額で、合わせて823万6,000円の減額計上です。  5款繰越金は、前年度繰越金と現予算額との差額677万1,000円の増額計上です。  以上、第11号議案の説明とします。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(山下太三) 説明が終わりました。  これより質疑を受けます。  質疑の方法は、歳入歳出全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(山下太三) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。
     討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(山下太三) 討論なしと認めます。  これより、第11号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(山下太三) 着席ください。  全員起立であります。  よって、第11号議案、平成28年度愛南町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第16 第12号議案 平成28年度愛南町介護保険特別会計補正予算(第3号)について ○議長(山下太三) 日程第16、第12号議案、平成28年度愛南町介護保険特別会計補正予算(第3号)についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  山田高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(山田智久) 第12号議案、平成28年度愛南町介護保険特別会計補正予算(第3号)について、提案説明をいたします。  この補正予算は、既定の歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ1億276万3,000円を減額し、その総額を30億7,362万8,000円とするものであります。  それでは、歳出から説明いたしますので、73ページをお開きください。  1款1項1目一般管理費は、職員の人件費等に係る増額及び需用費、役務費等の減額を合わせて273万9,000円の増額計上です。2項1目賦課徴収費は需用費で3万1,000円の減額、75ページに移り、3項1目介護認定審査会費では、審査委員の欠席及び予定開催回数の減等による6万3,000円の減額です。2目認定調査等費も、意見書作成依頼件数の減、認定調査委託費減により130万円の減額計上です。  2款1項1目介護サービス給付費は、これまでの実績に応じて、居宅介護サービス給付費は増額、施設介護サービス給付費、地域密着型介護サービス給付費等を減額し、合わせて9,370万円の減額計上としています。  2項1目介護予防サービス給付費は、福祉用具購入費及び地域密着型予防サービス給付費は、実績に応じて増額、その他は減額し、合計で165万円の減額としています。  77ページの3項1目審査支払手数料は、給付実績により20万円を減額計上しています。  4項1目高額介護サービス費は、給付減のため240万円の減額です。  6項1目特定入所者介護サービス費は、実績により315万円の減額計上です。  5款1項介護予防事業費は、2目二次予防事業費及び3目一次予防事業費ともに事業執行による不用額を減じ、4目総合事業精算金と合わせて52万7,000円の減額計上としています。  79ページに移り、2項包括的支援事業・任意事業費については、1目の介護予防ケアマネジメント事業費から81ページの5目任意事業費までは、介護予防サービスのケアマネジメント、総合相談、ケアマネジャーへの支援ほか事業の確定見込みによる減額で、合計191万4,000円を減額計上しています。  次に、歳入について説明いたしますので、65ページをお開きください。  3款1項1目介護給付費負担金は、交付額の確定により140万1,000円を減額しています。  2項国庫補助金は、1目調整交付金を2,571万5,000円減額、2目、3目の地域支援事業関連交付金を合計で109万1,000円減額、介護保険事業費補助金は額の確定により、47万6,000円を減額しています。  4款1項1目支払基金交付金の介護給付費交付金の額の確定により4,156万6,000円の減額、67ページに移り、地域支援事業費交付金も14万8,000円を減額計上しています。  5款1項1目県費の介護給付費負担金も、2,015万3,000円の減額です。  2項県補助金は、2目介護予防事業地域支援事業交付金及び、3目包括的支援事業・任意事業地域支援事業交付金ともに減額し、合わせて54万6,000円減額計上です。  69ページに移り、6款1項1目の利子及び配当金では1万8,000円の増額計上です。  7款1項一般会計繰入金では、1目介護給付費繰入金は1,263万7,000円を減額、2目のその他一般会計繰入金で232万1,000円を増額計上。3目及び4目の地域支援事業費関係、5目の介護保険料軽減措置事業費繰入金については全て減額で、合わせて84万8,000円の減額計上です。  71ページに移り、10款3項雑入は、食の自立支援事業利用者負担金の減により、52万1,000円の減額計上としています。  以上、第12号議案の説明といたします。御審議のほど、よろしくお願いします。 ○議長(山下太三) 説明が終わりました。  これより質疑を受けます。  質疑の方法は、歳入歳出全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。  土居議員。 ○13番(土居尚行) この95ページの介護サービス給付費が大幅に減額になっておるんですけど、なかなか法律の改正もたびたび起こるので、それに伴うものもあるかとも思いますが、利用者の減少というのもあるんですか。 ○議長(山下太三) 山田高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(山田智久) まず利用者に絡む話なんですけれど、まず認定者がこの1年前と比較をしますと、認定者は1年前が1,946人の介護認定者がおりました。そして、ことしの11月末なんですが、1,889名の認定者となっております。ここで約80人ぐらいは減にはなっております。中でも要介護5の方の人数が、昨年が240人であったのが、今年のほうでは219人と、介護度の高い方が少なくなってきておる状況ではあります。ただし介護給付費はここ3、4年はほぼ横ばいではきておる傾向にあります。  以上であります。 ○議長(山下太三) 土居議員。 ○13番(土居尚行) 5の方がそれだけ減るということは結構なことなんですけど、認定が厳しなって減ったということじゃないんですね。 ○議長(山下太三) 山田高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(山田智久) 今の御質問の答えは、認定が厳しくなっておることはないと考えております。  というのが、ほぼ同じ先生方でやっていただいておりますし、適正な認定をされておると考えております。 ○議長(山下太三) よろしいですか。  ほかにありませんか。  坂口議員。 ○2番(坂口直樹) 81ページ、成年後見制度利用支援事業というので、ちょっと教えていただきたいと思います。 ○議長(山下太三) 山田高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(山田智久) 成年後見制度利用支援事業といいますのは、認知症の方で、なかなかお金の出し入れで判断ができないとか、そういう方を弁護士さん等が後見人になられて、そちらのほうに若干謝礼が出たり、支援をしていく上での必要経費等が出ていくということになっておる制度です。  よろしいですか。 ○議長(山下太三) ほかに質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(山下太三) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(山下太三) 討論なしと認めます。  これより、第12号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(山下太三) 着席ください。  全員起立であります。  よって、第12号議案、平成28年度愛南町介護保険特別会計補正予算(第3号)については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第17 第13号議案 平成28年度愛南町簡易水道特別会計補正予算(第2号)について ○議長(山下太三) 日程第17、第13号議案、平成28年度愛南町簡易水道特別会計補正予算(第2号)についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  小西水道課長。 ○水道課長(小西隆広) 第13号議案、平成28年度愛南町簡易水道特別会計補正予算(第2号)について、提案説明をいたします。  89ページをお開きください。  この補正予算は、既定の歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ1,900万円を減額して、その総額を7億5,960万円とするものであります。  92ページをお開きください。  第2表、繰越明許費は、広見配水池増設事業の繰り越しを計上しています。  第3表、地方債補正は、簡易水道統合事業ほか2件の限度額の変更をしています。  それでは歳出から説明しますので、105ページをお開きください。  1款1項1目一般管理費は、18万2,000円の増額計上です。職員給与費46万7,000円の増額と委託料など28万5,000円の減額であります。  2款1項1目維持修繕費は、施設修繕等の不用及び委託料の入札減少金、合わせて972万8,000円の減額計上です。  107ページに移りまして、2項1目新設改良費は、工事請負費などの入札減少金及び公有財産購入費など、事業費確定により、合わせて885万4,000円の減額、3款1項2目利子は60万円の減額計上です。  続きまして、歳入について説明しますので、101ページをお開きください。  主なものは、1款2項1目負担金は、新規水道加入の増加により65万円の増額、2款1項1目使用料は、現年度及び過年度水道使用料、合わせて84万2,000円の増額計上です。8款1項1目繰越金は、前年度繰越金275万8,000円の増額計上であります。  103ページに移りまして、9款11項1目雑入は、消費税確定申告に伴う消費税還付金など300万4,000円の増額です。10款町債は、工事請負費等の減少に伴い2,630万円の減額計上であります。  以上、第13号議案の説明とします。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(山下太三) 説明が終わりました。  これより質疑を受けます。  質疑の方法は、歳入歳出全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(山下太三) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。
     続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(山下太三) 討論なしと認めます。  これより、第13号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(山下太三) 着席ください。  全員起立であります。  よって、第13号議案、平成28年度愛南町簡易水道特別会計補正予算(第2号)については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第18 第14号議案 平成28年度愛南町小規模下水道特別会計補正予算(第1号)について ○議長(山下太三) 日程第18、第14号議案、平成28年度愛南町小規模下水道特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  嘉喜山環境衛生課長。 ○環境衛生課長(嘉喜山 茂) 第14号議案、平成28年度愛南町小規模下水道特別会計補正予算(第1号)について説明をいたします。  この補正予算は、既定の歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ83万8,000円を減額し、その総額を1億3,556万2,000円とするものであります。  それでは、126ページ、歳出から説明をいたします。  2款小規模下水道管理費は、委託料及び工事請負費の入札減により、合わせて83万8,000円を減額いたします。  次に、124ページ、歳入について説明をいたします。  2款下水道使用料は、現年度分、過年度分を合わせて43万円を追加、4款県補助金は9万6,000円を、5款一般会計繰入金は230万円を減額し、6款繰越金は112万8,000円を追加いたします。  以上、第14号議案の説明といたします。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(山下太三) 説明が終わりました。  これより質疑を受けます。  質疑の方法は、歳入歳出全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(山下太三) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(山下太三) 討論なしと認めます。  これより、第14号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(山下太三) 着席ください。  全員起立であります。  よって、第14号議案、平成28年度愛南町小規模下水道特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第19 第15号議案 平成28年度愛南町浄化槽整備事業特別会計補正予算(第1号)について ○議長(山下太三) 日程第19、第15号議案、平成28年度愛南町浄化槽整備事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  嘉喜山環境衛生課長。 ○環境衛生課長(嘉喜山 茂) 第15号議案、平成28年度愛南町浄化槽整備事業特別会計補正予算(第1号)について、提案説明をいたします。  この補正予算は、既定の歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ2,210万円を減額し、その総額を1億4,390万円とするものであります。  それでは、144ページ、歳出から説明をいたします。  2款施設整備費は、浄化槽施設購入費として100基分を計上しておりましたが、最終的に77基の見込みとなったことから1,611万3,000円、これに伴い、事業の促進を図るための排水設備設置費補助金や単独処理浄化槽撤去補助金についても、合わせて359万8,000円をそれぞれ減額いたします。  3款施設管理費は、浄化槽清掃手数料等262万3,000円を減額、146ページ、4款公債費は、長期債利子償還金10万円を減額いたします。  次に、140ページ、歳入について説明をいたします。  1款分担金は、設置基数の減少に伴い168万5,000円、2款浄化槽使用料は211万3,000円、3款国庫補助金は834万3,000円をそれぞれ減額し、4款県補助金は、225万9,000円、142ページ、5款一般会計繰入金は、410万円を減額し、7款雑入は、消費税及び地方消費税還付金60万円を増額いたします。  8款下水道事業債、過疎対策事業債は、合わせて420万円を減額し、134ページ、地方債限度額を2,360万円に改めます。  以上、第15号議案の説明といたします。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(山下太三) 説明が終わりました。  これより質疑を受けます。  質疑の方法は、歳入歳出全般について行います。  質問をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。  西口議員。 ○14番(西口 孝) この合併浄化槽整備事業、それとその前に審議された小規模下水道事業、この接続率というか、今のそういう浄化槽への変化の率というのはどれぐらいの割合になっておるんですか、合わせて。 ○議長(山下太三) 嘉喜山環境衛生課長。 ○環境衛生課長(嘉喜山 茂) まず最初に、下水道のほうなんですけど、接続率が80.6%、それから浄化槽のほうなんですけど、これが22.4ということになっております。  両方合わせてとかいうのはちょっと難しいので、それぞれ分けて答弁といたします。  以上です。 ○議長(山下太三) 西口議員。 ○14番(西口 孝) その合わせてのパーセントは、じゃあ残りというか、全部くみ取りということで、くみ取り便槽の、今、率というのは今わかりませんか。 ○議長(山下太三) 嘉喜山環境衛生課長。 ○環境衛生課長(嘉喜山 茂) くみ取りと単独処理浄化槽も含まれると思うんですけど、それで大体あとこれでいくと約7,000戸は残っています。今現在の愛南町の世帯数が大体1万500前後ですので、大体そんなところです。  以上です。 ○議長(山下太三) ほかに質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(山下太三) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(山下太三) 討論なしと認めます。  これより、第15号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(山下太三) 着席ください。  全員起立であります。  よって、第15号議案、平成28年度愛南町浄化槽整備事業特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第20 第16号議案 平成28年度愛南町温泉事業等特別会計補正予算(第1号)について ○議長(山下太三) 日程第20、第16号議案、平成28年度愛南町温泉事業等特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  岡本一本松支所長。 ○一本松支所長(岡本 健) 第16号議案、平成28年度愛南町温泉事業等特別会計補正予算(第1号)について、提案説明をいたします。  この補正予算は、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ20万円を増額し、その総額を7,210万円とするものであります。  それでは、歳出から説明しますので、167ページをお開きください。  1款1項1目一般管理費は、一般職員の給与費等人件費の確定見込みによるもので、総額8,000円を増額するものであります。  2款3項1目一本松温泉あけぼの荘事業費につきましては、臨時職員の保険料、賃金を合わせて64万円の減額、需用費は、経年劣化に伴う施設修繕等による57万5,000円の増額、また役務費、委託料は、それぞれ実績見込みにより、46万3,000円を減額するものであります。また、償還金利子及び割引料は中間申告不足分83万円を増額するものであります。  169ページ、4款1項1目予備費は、11万円を減額するものであります。  次に、歳入について説明しますので、165ページをお開きください。
     1款3項1目使用料においては、浴場使用料及び施設使用料を合わせまして、73万2,000円を減額しております。  2款1項1目一般会計繰入金は、200万円を減額し、3款1項1目繰越金は、前年度の繰越金として、293万2,000円を追加計上するものであります。  以上、第16号議案の説明とします。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(山下太三) 説明が終わりました。  これより質疑を受けます。  質疑の方法は、歳入歳出全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(山下太三) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(山下太三) 討論なしと認めます。  これより、第16号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(山下太三) 着席ください。  全員起立であります。  よって、第16号議案、平成28年度愛南町温泉事業等特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第21 第17号議案 平成28年度愛南町旅客船特別会計補正予算(第1号)について ○議長(山下太三) 日程第21、第17号議案、平成28年度愛南町旅客船特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  吉田西海支所長。 ○西海支所長(吉田 仁) 第17号議案、平成28年度愛南町旅客船特別会計補正予算(第1号)について説明をいたします。  この補正予算は、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ164万1,000円を減額し、その総額を2,005万9,000円とするものであります。  それでは、歳出から説明しますので、189ページをお開きください。  2款1項1目施設経営費は、需用費、役務費、工事請負費を合わせまして、149万円の減額をするものであります。  4款1項1目予備費は、15万1,000円を減額するものであります。  次に、歳入について説明しますので、187ページをお開きください。  2款1項1目一般会計繰入金は、一般会計からの繰入金を170万円減額するものであります。  3款1項1目繰越金は前年度の繰越金として、5万9,000円を追加計上するものであります。  以上、第17号議案の説明とします。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(山下太三) 説明が終わりました。  これより質疑を受けます。  質疑の方法は、歳入歳出全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(山下太三) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(山下太三) 討論なしと認めます。  これより、第17号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(山下太三) 着席ください。  全員起立であります。  よって、第17号議案、平成28年度愛南町旅客船特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第22 第18号議案 平成28年度愛南町上水道事業会計補正予算(第2号)について ○議長(山下太三) 日程第22、第18号議案、平成28年度愛南町上水道事業会計補正予算(第2号)についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  小西水道課長。 ○水道課長(小西隆広) 第18号議案、平成28年度愛南町上水道事業会計補正予算(第2号)について、提案説明をいたします。  予算書の1ページをお開きください。  第1条では、総則を定めています。  第2条は、予算第2条に定めた業務の予定量を改めるもので、年間総給水量を203万2,000トンに、1日平均給水量を5,570トンに、主要な建設改良事業を2億1,032万円に改めます。  第3条は、予算第3条に定めた収益的収入及び支出を補正するもので、収入支出それぞれ720万円減額して、その総額を5億4,300万円とします。  第4条は、予算第4条に定めた資本的収入及び支出を補正するもので、収入は、第1款資本的収入の既決予定額を200万円減額して、総額を1億8,009万2,000円に。支出は、第1款資本的支出の既決予定額を995万円減額し、その総額を3億5,635万8,000円とします。  これに伴い、収入額が支出額に対して不足する額を1億7,626万6,000円に改め、補填財源を当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,635万1,000円、過年度分損益勘定留保資金1億5,641万5,000円及び減債積立金350万円に改めます。  2ページに移りまして、第5条は、予算第6条に定めた議会の議決を経なければ流用することのできない経費を5,425万8,000円に改めます。  第6条は、予算第7条に定めた他会計からの補助金を5,170万円に改めます。  それでは、補正予算の内容について、収益的収入及び支出の見積基礎により、支出から説明いたしますので、12ページをお開きください。  1款1項1目原水及び浄水費は、動力費など643万6,000円の減額、2目配水及び給水費は、委託料の入札減少金が主なもので495万9,000円の減額計上です。  13ページ、4目総係費は、委託料など25万5,000円の減額、6目資産減耗費は、445万円の増額計上です。故障ポンプ取りかえに伴う固定資産の除却によるものです。  次に、収益的収入を説明いたしますので、11ページをお開きください。  1款1項1目給水収益は、水道使用量の増加により400万円の増額計上。2項2目他会計補助金は、1,500万円の減額計上です。  3目長期前受け金戻し入れは、300万円の増額、5目雑収益は、新規水道加入などの増加により120万円の増額計上であります。  次に、資本的収入及び支出の見積基礎により、支出から説明しますので、15ページをお開きください。  1款1項1目建設改良費は、640万円の減額計上です。委託料及び工事請負費の入札減少金等によるものです。2目固定資産購入費は、355万円の減額計上です。  給水車購入事業に伴う入札減少金及び銭坪配水設備整備事業の見直しによるものであります。  次に、収入を説明いたしますので、14ページをごらんください。  1款2項2目一般会計負担金は、消火栓の新規設置がなかったことにより180万円の減額、6項1目出資金は、20万円の減額計上です。  なお、3ページから10ページに、補正予算実施計画書、予定キャッシュフロー計算書、給与費明細書、予定貸借対照表を載せていますので、お目通しをお願いいたします。  以上、第18号議案の説明とします。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(山下太三) 説明が終わりました。  これより質疑を受けます。  質疑の方法は、予算書全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(山下太三) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(山下太三) 討論なしと認めます。  これより、第18号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(山下太三) 着席ください。  全員起立であります。  よって、第18号議案、平成28年度愛南町上水道事業会計補正予算(第2号)については、原案のとおり可決されました。
    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第23 第19号議案 平成28年度愛南町病院事業会計補正予算(第2号)について ○議長(山下太三) 日程第23、第19号議案、平成28年度愛南町病院事業会計補正予算(第2号)についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  吉田国保一本松病院事務長。 ○国保一本松病院事務長(吉田英史) 第19号議案、平成28年度愛南町病院事業会計補正予算(第2号)について、説明をいたします。  今回の補正は、平成28年度における入院・外来患者数の減少による入院収益及び外来収益の減額、これに伴う一般会計補助金の増額、また、保健事業等負担金及び経費が確定したことによる補正、そのほか資本的支出における入札減少金による補正が主なものです。なお今回の補正により、昨年9月の第1号補正のときに支出過多となっていた収益的収入及び支出について、それぞれの総額を同額としております。  それでは、1ページをお開きください。  第1条では、総則を定めております。  第2条業務の予定量でございますが、病院において入院患者数を1,095人、外来患者数を1,770人、合わせまして2,865人を減員し、患者総数を2万8,855人としております。また、診療所におきましても外来患者数を508人減員し、6,604人としております。建設改良計画におきましては、器械備品及び一般備品購入費を病院で293万6,000円、診療所で6万5,000円、合わせまして300万1,000円減額し、総額を4,149万7,000円としております。  第3条は、収益的収入及び支出にかかる補正ですが、収入につきまして1項病院医業収益を3,597万8,000円減額、2項病院医業外収益を3,600万円増額、4項診療所医業収益を402万2,000円減額、5項診療所医業外収益を400万円増額するもので、総計の6億7,900万円に変更はございません。  2ページをお開きください。  支出につきましては、1項病院医業費用を98万円減額し、総計を6億7,900万円としております。  このことにより、冒頭で申しましたように、収入及び支出の総額を同額にしております。  次に、第4条資本的収入及び支出では、収入補正予定額を21万6,000円減額し総計を642万6,000円としています。  支出補正予定額は、病院・診療所を合わせまして300万1,000円減額し総計を4,246万1,000円としています。  これにより、不足する額を3,603万5,000円に改め、過年度分損益勘定留保資金を充てるものであります。  第5条では、他会計からの補助金を1億9,642万6,000円に改めるものでございます。  それでは、収益的収入及び支出について説明しますので9ページをお開きください。  9ページ、下段の支出から説明いたします。1款1項3目経費は、委託料が確定したことにより98万円を減額しております。  次に8ページにお戻りください。収入につきまして、1款1項病院医業収益の1目入院収益は、入院患者数の減少から2,069万5,000円の減額、2目外来収益は、外来患者数の減少により1,528万7,000円の減額、3目他会計負担金は、保健事業等負担金が確定したことにより4,000円増額しています。  1款2項2目他会計補助金は、患者数の減少による医業収益の落ち込みが著しく、一般会計に頼らざるを得ない状況となっておりまして、一般会計補助金を3,600万円増額するものです。  1款4項診療所医業収益は、2目外来収益を400万円減額、3目他会計負担金は、保健事業等負担金が確定したことにより2万2,000円減額しています。  1款5項診療所医業外収益の2目他会計補助金は、病院と同様、一般会計補助金を400万円増額するものです。  最後に資本的収入及び支出について説明しますので、10ページをお開きください。  中段の支出から説明いたします。  1款1項1目有形固定資産購入費は、器械備品購入費が確定したことにより293万6,000円の減額、下段は診療所に係る建設改良費でございますが、同様に6万5,000円減額しております。  上段にお戻りください。  上段の収入でございますけれど、1款2項1目他会計補助金は、国民健康保険調整交付金の補助を受けて購入した超音波診断装置の補助額が確定したことにより、一般会計補助金を21万6,000円減額しております。  以上、補正内容について御説明申し上げました。  3ページ以降には、実施計画書、予定キャッシュフロー計算書、予定貸借対照表を添えておりますので、お目通しをお願いいたします。  以上、第19議案の説明とします。御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(山下太三) 説明が終わりました。  これより質疑を受けます。  質疑の方法は、予算書全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(山下太三) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(山下太三) 討論なしと認めます。  これより、第19号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(山下太三) 着席ください。  全員起立であります。  よって、第19号議案、平成28年度愛南町病院事業会計補正予算(第2号)については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  ◎日程第24 平成28年請願第2号 年金制度改革関連法案(「年金カット」法案)                    の廃案と最低保障年金制度の実現、年金支給の                    毎月払いなどを求める請願 ○議長(山下太三) 日程第24、平成28年請願第2号、産業厚生常任委員会に付託しました、年金制度改革関連法案(「年金カット」法案)の廃案と最低保障年金制度の実現、年金支給の毎月払いなどを求める請願を議題とします。  委員長の報告を求めます。  坂口産業厚生常任委員長。 ○産業厚生常任委員長(坂口直樹) 愛南町議会議長 山下 太三 殿  産業厚生常任委員会 委員長 坂口 直樹  請願審査報告書  本委員会に付託された請願を審査した結果、下記のとおり決定したので、会議規則第93条第1項の規定により報告します。                    記  第1回請願審査会  1 審査日時  平成28年12月12日、月曜、10時。  2 場所から、5 町当局の出席者については、記載のとおりです。  6 審査の結果等  継続審査  第2回請願審査会  1 審査日時  平成29年1月24日(火)10時。  2 場所から、5 町当局の出席者については、記載のとおりです。  6 審査の結果等  受理番号、請願第2号  付託年月日、平成28年12月9日、第4回定例会。  件名、年金制度改革関連法案(「年金カット」法案)の廃案と最低保障年金制度の実現、年金支給の毎月払いなどを求める請願。  委員会の意見  年金制度改革関連法案は、第192回国会(平成28年臨時国会)において承認、成立されたところであり、意見書を提出することは適切でない。  審査結果、不採択。  以上です。 ○議長(山下太三) 産業厚生常任委員長の報告が終わりました。  これより委員長報告に対する質疑を受けます。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(山下太三) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(山下太三) 討論なしと認めます。  これより、平成28年請願第2号を採決します。  お諮りします。  この請願に対する委員長の報告は不採択です。  平成28年請願第2号を採択することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(山下太三) 着席ください。  起立少数であります。  よって、平成28年請願第2号、年金制度改革関連法案(「年金カット」法案)の廃案と最低保障年金制度の実現、年金支給の毎月払いなどを求める請願は、不採択とすることに決定しました。  暫時休憩します。
     2時50分に再開します。               午後 2時37分 休憩            ―――――――――――――――――               午後 2時50分 再開 ○議長(山下太三) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  ◎日程第25 第20号議案 平成29年度愛南町一般会計予算について   日程第26 第21号議案 平成29年度愛南町国民健康保険特別会計予算について   日程第27 第22号議案 平成29年度愛南町後期高齢者医療特別会計予算について   日程第28 第23号議案 平成29年度愛南町介護保険特別会計予算について   日程第29 第24号議案 平成29年度愛南町小規模下水道特別会計予算について   日程第30 第25号議案 平成29年度愛南町浄化槽整備事業特別会計予算について   日程第31 第26号議案 平成29年度愛南町温泉事業等特別会計予算について   日程第32 第27号議案 平成29年度愛南町旅客船特別会計予算について   日程第33 第28号議案 平成29年度愛南町上水道事業会計予算について   日程第34 第29号議案 平成29年度愛南町病院事業会計予算について ○議長(山下太三) お諮りします。  この際、日程第25、第20号議案、平成29年度愛南町一般会計予算についてから、日程第34、第29号議案、平成29年度愛南町病院事業会計予算についてまでの10議案について、続けての提案理由の説明としたいが、これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○議長(山下太三) 異議なしと認めます。  これより、直ちに議題とします。  まず、第20号議案、平成29年度愛南町一般会計予算について、提案理由の説明を求めます。  清水町長。 ○町長(清水雅文) それでは、第20号議案、平成29年度愛南町一般会計予算について説明をいたします。  先ごろ、内閣府から発表された2016年10月から12月の国内総生産の速報では、米国や中国への自動車輸出などが牽引し、年率換算で1.0%増、4・四半期連続のプラスとなり、雇用・所得環境の改善が続く中で、景気も緩やかな回復基調が続いているとされたところであります。  こうした状況の中、国においては、当面の経済財政運営においては、引き続き経済再生なくして財政健全化なしを基本に、名目GDP600兆円の実現と2020年度の財政健全化目標の達成の双方を実現するために、未来への投資を実現する経済対策を円滑かつ着実に実施し、持続的な経済成長と一億総活躍社会の実現につなげていくとともに、地方創生等を含め、あらゆる政策を総動員し、デフレ脱却、経済の好循環をより確かなものとしていくこととしており、その効果が、地域の隅々まで、中小企業・小規模事業者まで波及することを期待しているところであります。  さて、本町においては、平成29年度は、総合計画の前期基本計画の集大成となる年度になることから、本計画に掲げこれまで取り組んできた事業の進捗を点検、分析、評価するとともに、10年後、20年後の愛南町の姿を見据え、本町の自主性、将来性、地域性を念頭に置きながら、特色ある農林水産物、豊かな自然や伝統・文化など、本町の資源を生かした地域の活性化、人口減少の克服、住民福祉の向上のため取り組んでいきたいと考えております。  それでは、予算の内容につきまして説明をいたしますので、今年度も予算書ではなく、別添の平成29年度愛南町一般会計当初予算説明資料を御用意ください。  よろしいでしょうか。  それでは、2ページのほうをお開きください。  各会計の予算規模について、お示しをしております。  そのうち、一般会計予算につきましては、142億8,500万円とするもので、前年度に比べ、3億3,000万円、2.3%の減となっております。  それでは、歳入について説明をいたしますので、4ページをお開きください。  1款町税は、人口の減少等はありますが、水産業に業績改善の傾向が見込まれることなどから、前年度比1.2%増の16億8,730万6,000円を計上しております。  10款地方交付税は、合併算定替の5割縮減の影響等から、前年度比1.5%減の70億2,745万4,000円を計上をしております。  14款国庫補助支出金は、臨時福祉給付金事業費補助金や道路新設改良費補助金などの減額により、前年度比13.9%減の8億4,797万9,000円を計上しております。  15款県支出金は、種子島周辺漁業対策事業補助金の増加などにより、前年度比8.6%増の8億948万1,000円を計上をしております。  21款町債は、熱回収施設建設に伴う宇和島地区広域事務組合負担金に対する過疎対策事業債や新庁舎建設に対する合併特例債などの減少により、前年度比12.8%減の18億360万円を計上をしております。  次に、歳出について説明をいたしますので、7ページをお開きください。  1款議会費は、議員報酬などの増加により、前年度比3.3%増の9,116万1,000円を計上をしております。  2款総務費は、熱回収施設の建設事業に伴う宇和島地区広域事務組合負担金や新庁舎建設事業費などの減少により、前年度比11.0%減の31億433万5,000円を計上をしております。  3款民生費は、国民健康保険特別会計繰出金や介護・訓練等サービス給付費などの増加により、前年度比3%増の37億9,287万5,000円を計上しております。  4款衛生費は、簡易水道特別会計繰出金やごみ処理の広域化に伴う環境衛生センター運営費などの減少により、前年度比3.6%減の13億1,277万1,000円を計上をしております。  6款農林水産業費は、種子島周辺漁業対策事業補助金、水産施設整備事業補助金などの増加により、前年度比13.2%増の7億7,383万9,000円を計上しております。  7款商工費は、南レク御荘公園テニスコート改修工事費などの増加により、前年度比22.7%増の2億8,634万5,000円を計上しております。  8款土木費は、道路の新設改良事業費や維持補修事業費などの減少により、前年度比22.4%減の5億800万9,000円を計上しております。  9款消防費は、高度救命処置用資機材購入費や救急自動車購入費などの減少により、前年度比10.7%減の4億7,417万9,000円を計上しております。  10款教育費は、中学校施設空調設備新設工事費やえひめ国体町実行委員会補助金などの増加により、前年度比3.3%増の13億7,117万1,000円を計上しております。  12款公債費は、前年度比0.2%増の24億2,797万1,000円、13款諸支出金は、前年度比0.2%増の1億1,340万6,000円を計上しております。  また、これらの経費を性質別に分類したものを下段に掲載しております。  次に、9ページ、10ページ、11ページについては、それぞれ、7年間の歳入歳出当初予算額の推移、地方債及び基金残高の推移をお示しをしております。  それでは、総合計画におけます五つのまちづくりの政策に沿って説明をいたしますが、詳細については記載のとおりであり、平成29年度におけます継続事業の主なものと、新規事業を中心といたします。  資料の13ページをお開きください。  初めに、支えあい健やかに暮らせるまちづくりといたしましては、子育て環境の充実として、地域子育て支援拠点事業、延長・一時保育事業、放課後児童クラブ及び放課後子ども教室事業を引き続き実施するとともに、新たに、病児保育事業、出産子育て支援金交付事業、乳児用紙おむつ購入補助事業を実施し、子育てを行う保護者の就労を支援するとともに、子育て世帯の経済的な負担軽減にも取り組み、次代を担う子供の健全な育成のため、さらなる子育て支援の充実に取り組みます。  高齢者福祉の充実としては、福祉タクシー助成事業、高齢者移送支援補助事業、緊急通報体制等整備事業などを実施し、高齢者の日常生活における不安を解消するとともに、老人クラブへの活動助成やシルバー人材センターへの運営補助、地域の集いの場を提供することで、高齢者が生きがいを持って生活を送ることができるよう支援をいたします。  障害者(児)福祉の充実としては、障害者の自立更生に必要な医療費の給付事業、障害者が住みなれた地域で安心して生活するための介護・訓練等サービスの給付や地域生活支援事業を実施するとともに、各種団体との連携を深め、障害者の社会参加にも積極的に努めていきます。  健康・医療体制の充実としては、定期予防接種の実施やインフルエンザ予防接種費用への一部助成、小学校から中学校卒業時までの子ども医療費の無料化を引き続き実施し、住民へ安定的な医療を提供していくとともに、将来医師を志す者への修学及び入学資金の貸し付け、地域医療支援事業への助成、愛媛大学医学部の社会医学実習の受け入れ事業などを実施することにより、医師の確保や地域医療の充実に積極的に取り組んでまいります。また、新たに、町内薬局での医薬品の備蓄を行い、災害時の初期医療体制も整備をいたします。  新規・拡充事業といたしましては、14ページ、7番、病児保育事業919万5,000円、8番、乳児用紙おむつ購入補助事業262万5,000円、9番、出産子育て支援金交付事業1,730万円、16ページ、24番、一本松保育所施設改修事業3,722万2,000円、17ページ、36番、福祉タクシー助成事業1,140万7,000円、39番、高齢者移送支援補助事業246万8,000円、20ページ、61番、障害者計画推進管理事業、79万9,000円、21ページ、75番、災害時医薬品備蓄事業408万6,000円、23ページ、94番、健康増進計画策定事業81万3,000円、24ページ、102番、愛媛大学社会連携事業66万円を計上しております。  次に、25ページ、豊かな自然環境と共生し快適に暮らせるまちづくりといたしましては、環境の保全として、太陽光発電や住宅用燃料電池等の新エネルギー導入への補助を継続するとともに、再生可能エネルギーの導入を推進することで、環境への負担の少ないエネルギーの利用促進や地球温暖化防止に向けた取り組みを引き続き推進していきます。また、各種の環境保全等に対する取り組みを総合的かつ計画的に推進するとともに、今後の社会情勢の変化や新たな環境問題などに的確に対応するため、環境基本計画の見直しを行います。  廃棄物抑制とリサイクルの推進としては、不法投棄ごみの処理事業の実施、ごみ処理施設の点検・修繕費を計上し、ごみの適正な分別・排出を積極的に啓発するとともに、施設の安全・適正な運営に努めます。  道路環境の充実としては、道路舗装及び橋梁の長寿命化計画に基づいた町道及び橋梁の舗装補修や改良を行うことにより、道路網の安全性・利便性や機能性の向上を引き続き進めていきます。また、県と市町が連携して実施をする、愛媛マルゴト自転車道に基づいた自転車利用環境の整備も推進していきます。  公共交通の確保としては、本町の地域特性や交通実態に合った地域公共交通のあり方について、引き続き関係機関等と協議しながら、効果的・効率的な新たな公共交通体系の構築に努めます。  次に、29ページ、活力ある産業を育てるまちづくりといたしましては、水産業の振興として、愛南町の認知度の低さや販売における商品の種類の確保など、水産物マーケティング調査の結果を受けた課題を克服するため、農水産物を1カ所で受注販売するための窓口として、産地地域商社の整備に向けた検討を行います。また、愛南・久良漁協が実施をする製氷施設の整備に対し補助金を交付することで、町内水産業者の製氷需要に対応するとともに、水産物の鮮度を保持し流通の安定化を図ります。  そのほか、愛媛大学南予水産研究センターと連携して実施をする魚病の的確な診断や指導、赤潮による被害軽減のための調査・研究、スマやサツキマスの養殖の実用化に向けた支援、ヒジキなど新品種養殖の試験研究を実施することで、持続可能な養殖漁業環境の整備や新養殖魚種の開発に取り組みます。  農林業の振興としては、柑橘営農改革プランを具体化するため、かんきつ営農の課題解決に向けた協議を行いながら、かんきつ産業の向上を目指します。また、野菜の産地化を推進するため、ブロッコリーやソラマメなど6品目の種苗助成を行い、地域の特性を生かした農作物の産地化や高付加価値化に取り組んでいくとともに、新規就農者への給付金の給付や研修費への補助、森林整備担い手確保育成対策事業への補助、農業近代化資金等への利子補給などを行い、農業・林業者の担い手の育成・確保、農業者の経営基盤の強化を図ります。そのほか、年々増加傾向にある鳥獣被害の防止・駆除対策事業費、中山間地域等直接支払交付金や多面的支払交付金などを計上し、農作物への被害の軽減、農地の保全及び耕作放棄地の再生に努めます。  商工業の振興としては、商工関係団体への補助金、経営支援のための利子補給事業費などを計上し、商工関係団体との連携を図りながら商工業者の経営基盤の強化に努めるとともに、留置企業への固定資産税減免などの優遇施策も継続をします。  観光・物産の振興としては、昨年実施した、えひめいやし南予博を一過性とすることのないよう、愛南町の地域資源を活用した観光・体験事業を実施する団体への助成を継続し、観光振興や地域の活性化を目指します。また、戦略的な各種観光施策を実施するためのマーケティング調査や、各種研修を実施するとともに、新たな観光振興のための組織づくりについても検討します。そのほか、御当地キャラクター、なーしくんを活用した県内外における観光物産PRの実施、愛南町の四季折々の食材を生かしたイベントの実施、自然体験イベントやスポーツ合宿の誘致などにより、本町の豊富な地域資源を生かした交流人口の拡大を図ります。  雇用対策の推進としては、町内の厳しい雇用状況に対応するため、本町の農林水産物、良質な自然資源を生かして新たに起業化する者を対象に、起業のための初期的経費の一部を助成します。また、就職支援センターを設置して実施をする無料職業紹介や雇用相談事業、県外への企業誘致活動を実施するとともに、誘致企業への雇用促進奨励費の交付を行うなど、引き続き雇用の確保・就職支援に努めます。  新規・拡充事業といたしましては、29ページの1番、種子島周辺漁業対策事業1億5,197万円、30ページ、4番、水産物販売促進事業340万6,000円、32ページ、30番、農地中間管理事業64万9,000円、31番、愛南柑橘営農環境改革推進事業31万5,000円、33ページ、41番、林道整備事業1,750万円、35ページ、66番、サイクリング動画制作実行委員会補助事業が30万円、67番、愛南町観光振興計画推進事業350万円を計上しております。  次に、38ページ、自立と協働による安心安全なまちづくりといたしましては、協働によるまちづくりの推進として、地域おこし協力隊1名を配置し、地域資源を活用した新たな起業や地域への定住・定着を目指すとともに、地域住民が主体となった地域活動を推進をします。また、篠山市との姉妹都市交流では、新たにスポーツ、物産などの交流も実施します。  防災・減災対策の推進としては、引き続き一時避難場所への簡易トイレ、テント及び防災倉庫の設置や小中学校体育館等の指定避難所への発電機、大型暖房器具を整備するとともに、備蓄計画に応じた食糧・物資の備蓄の充実に取り組みます。また、災害時において確実かつ迅速な情報伝達手段を確保するため、防災行政無線同報系システムのデジタル化を図ります。  消防・救急体制の充実では、老朽化した消防詰所の建てかえ、消防小型動力ポンプ積載車等の計画的な更新、消防資機材の整備などを行い、消防設備の近代化を図るとともに、消防団との連携を強化しながら消防力の強化に努め、住民の安心・安全を確保します。  暮らしの安全対策の推進としては、地区の要望に応じたガードレール・カーブミラー・防犯灯の整備を行い、引き続き安心して暮らせる住環境を築いていきます。また、自転車利用者の交通死亡事故の防止と交通安全意識の啓発のため、自転車用ヘルメットの購入に対し補助金を交付をします。そのほか、増加傾向にある消費生活相談に対応するため、専門的な知識を有する消費生活相談員を設置するとともに、職員のスキルアップ研修も実施をしながら、多様化する消費者問題にも対応をしていきます。  効果的・効率的な行財政運営の推進としては、事務の効率化のため、電算関係費やシステム整備費、行政改革、総合計画の策定、行政評価実施のための経費を計上しています。また、職員の各種研修を実施し、職員の能力向上にも引き続き努めていきます。  公共施設マネジメントの推進としては、町営住宅の維持管理・修繕改修工事費、集会所やコミュニティセンターの修繕費を計上し、引き続き、入居者や利用者が安心・快適に居住・利用できる環境整備に取り組みます。  新規・拡充事業としては、39ページ、7番、地域支援事業456万9,000円、9番、姉妹都市交流事業54万3,000円、41ページ、21番、防災行政無線デジタル化整備事業4億5,478万8,000円、42ページ、40番、交通安全対策事業203万3,000円、44ページ、55番、総合計画策定事業531万円、45ページ、70番、内海町民会館改修事業299万1,000円を計上しております。  最後に46ページ、豊かな心と文化を育むためのひとづくりといたしましては、学校教育の充実として、町内全中学校の普通教室に空調設備を新設することで、生徒の就学環境を充実させ学習効果の向上を図ります。また、新たにコミュニティスクールを導入し、学校と保護者や地域関係者がともに知恵を出し合い、学校運営に意見を反映させることで、地域とともにある学校づくりを進めていきます。そのほか、奨学金返済への支援の実施、南宇和高等学校における人材の育成を目的とした補助金、英語指導助手設置事業費や海外研修事業費、スクールバス運行事業費や遠距離通学費助成事業費などを計上し、国際的な視野と行動力を持ち、活力あるまちづくりに寄与できる人材を育成していくとともに、児童・生徒の健全育成や教育環境の充実を図ります。  生涯学習の充実としては、トレッキング・ザ・空海や小学生を対象とした文化体験学習講座を継続的に実施し、多様な芸術文化に触れる機会を提供します。また、町内の埋蔵文化財の再整理・再評価に取り組み、文化財情報誌や文化財教育普及のための映像を作成するなどして文化財の保護・啓発に取り組むとともに、遍路道(宿毛街道)及び平城貝塚を国指定文化財として位置図けられることを目標とした調査も実施をします。そのほか、図書館整備検討懇話会の開催経費、町史編さん関係事業費などを計上しております。  スポーツの充実としては、愛媛国体として愛南町で開催される女子サッカー競技が、選手・役員や観客、運営を支えるスタッフなど、皆が愛顔でつながる大会となるよう、町を挙げておもてなしの準備を進めていきます。また、トライアスロン大会において、姉妹都市提携した篠山市から招待選手を迎え、地域・ボランティアと一体となってスポーツを通した交流を図ります。そのほか、各種スポーツ大会や教室の実施、全国大会等への派遣助成や関係団体への補助、指導者の育成支援などを行い、スポーツ活動への参加機会の充実を図るとともに、各種スポーツ団体の育成にも努め、誰もが気軽にスポーツに参加できる環境整備に努めます。  人権尊重・男女共同参画の実現としては、人権・同和関係研修会への積極的な参加、人権フォーラムや各種人権講座を開催するなどして、人権尊重意識の高揚を図ります。また、男女共同参画社会の実現についても引き続き推進をしていきます。  新規・拡充事業としては、47ページの4番、学校活動支援事業268万1,000円、7番、奨学金返済支援事業200万円、50ページ、45番から48番までの、各中学校施設への空調設備設置費用を含めた維持管理事業費で、合計7,768万2,000円、51ページ、60番、預かり保育事業97万4,000円、54ページ、95番、中浦公民館施設改修事業2,092万円、56ページ、119番、文化財保護啓発事業240万3,000円、121番、文化財等調査事業416万5,000円を計上しております。  それぞれに、事業概要等についても記載しておりますので、御確認をいただきたいと思います。  以上、第20号議案の平成29年度愛南町一般会計予算についての提案説明といたします。御審議のほど、よろしくお願いをいたします。 ○議長(山下太三) 次に、第21号議案、平成29年度愛南町国民健康保険特別会計予算についてから、第27号議案、平成29年度愛南町旅客船特別会計予算についてまでの提案理由の説明を求めます。  岡田副町長。 ○副町長(岡田敏弘) 第21号議案から第27号議案まで一括して提案理由の説明をさせていただきます。  まず初めに、第21号議案、平成29年度愛南町国民健康保険特別会計予算について、提案説明をしますので、平成29年度特別会計予算書5ページをお開きください。  本国保会計の加入者は、平成28年度において、愛南町の総人口の34.6%、7,798人であり、平成24年度と比較して16%の加入者減となっております。被保険者数の減少は、人口の減少、後期高齢者医療への移行による減少が主な要因となっております。  この予算の総額を歳入歳出それぞれ40億8,800万円とするもので、前年度予算に比べ金額で4,200万円、率で1%の減額となっております。  次に、第22号議案、平成29年度愛南町後期高齢者医療特別会計予算について提案説明をしますので、47ページをお開きください。  本会計は、愛南町後期高齢者医療に関して、愛南町が行う事務に対応する特別会計であり、主な事務は、保険料の徴収及び窓口における被保険者からの届け出や申請の受理であります。平成28年12月末現在で75歳以上の人口は、4,704人となっており、総人口に占める割合は20.8%で、約5人に1人が後期高齢者という状況であります。  この予算の総額を、歳入歳出それぞれ2億9,750万円とするもので、前年度予算に比べ金額で420万円、率で1.4%の増額となっております。  次に、第23号議案、平成29年度愛南町介護保険特別会計予算について提案説明をしますので、67ページをお開きください。  介護保険制度は、平成12年の創設以来、3年ごとに事業計画を改定しており、平成29年度は6期計画の3年目となります。また、当会計の自主財源である介護保険料については、本計画期間における基準月額を6,100円として介護保険料収入を見込んでいるところであります。  国では、今後、団塊の世代が後期高齢者となる2025年に向けて医療と介護を連携させた地域包括ケアシステムの構築を目標に掲げ、具体的な施策を進めていくこととしています。  この予算の総額を、歳入歳出それぞれ31億4,700万円とするもので、前年度当初予算と比較して1,700万円増額となるものであります。  次に、第24号議案、平成29年度愛南町小規模下水道特別会計予算について提案説明をしますので、117ページをお開きください。  農業集落排水施設3施設及び漁業集落排水施設4施設の維持管理経費等を計上しております。予算の総額を、歳入歳出それぞれ、1億3,220万円とするもので、前年度当初予算に比べ、金額で420万円、率で3.0%の減となっております。  次に、第25号議案、平成29年度愛南町浄化槽整備事業特別会計予算について提案説明をしますので、141ページをお開きください。
     本計画では、町営浄化槽整備事業に係る設置予定100基及び既設703基の事業費、維持管理費等を計上しており、予算額増の要因は、管理基数が642基から61基増加したこと、公債費償還元金の増によるものであります。  予算の総額を、歳入歳出それぞれ1億7,020万円とするもので、前年度当初予算に比べ、金額で420万円、率で2.5%の増となっております。  次に、第26号議案、平成29年度愛南町温泉事業等特別会計予算について提案説明をしますので、175ページをお開きください。  本計画は、一本松温泉あけぼの荘施設の運営に関する会計であり、長引く景気低迷に伴う消費活動の停滞や高齢化等により、大変厳しい経営状況となっております。  予算の総額を、歳入歳出それぞれ8,630万円とするもので、前年度当初予算に比べ、1,440万円、20.0%の増となっております。  最後に、第27号議案、平成29年度愛南町旅客船特別会計予算について、提案説明をしますので、201ページをお開きください。  本会計は、宇和海海中公園への水中展望船による観光航路と、鹿島への定期航路事業に関するものでありますが、年々利用客が減少する中、民間の能力を活用し、観光客と住民サービスの向上を図るとともに、経費削減等を図るために指定管理者制度を導入し、事業展開を図るものであります。  予算の総額を、歳入歳出それぞれ2,620万円とするもので、前年度に比べ450万円の増額となっております。  以上、第21号議案から第27号議案までの説明といたします。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(山下太三) 次に、第28号議案、平成29年度愛南町上水道事業会計予算について、提案理由の説明を求めます。  小西水道課長。 ○水道課長(小西隆広) 第28号議案、平成29年度愛南町上水道事業会計予算について提案説明をいたします。  予算書の1ページをお開きください。  第1条では、総則を定めています。  第2条の業務の予定量は、平成29年度における水道経営の基礎となるもので、給水戸数1万850戸、年間総給水量243万6,000トン、1日平均給水量6,670トン、主要な建設改良事業は、上水道老朽管更新事業ほかで1億1,366万2,000円の計上です。  第3条の収益的収入及び支出の予定額は、収入、支出ともに7億9,500万円の計上です。  第4条の資本的収入及び支出の予定額は、収入第1款資本的収入1億4,036万4,000円、支出第1款資本的支出3億2,523万3,000円の計上です。  なお、予算第4条の資本的収入及び支出は、支出に対し収入が1億8,486万9,000円不足しますので、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額844万2,000円及び当年度分損益勘定留保資金1億7,642万7,000円で補填します。  2ページに移りまして、第4条の2、特例的収入及び支出は、旧簡易水道事業特別会計に係る債権・債務それぞれ1,375万5,000円及び341万8,000円であります。  第5条の企業債は、起債の目的が、上水道老朽管更新事業で、限度額を6,700万円と定めます。起債の方法、利率、償還方法については、お目通しをお願いいたします。  第6条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費として職員給与費8,258万6,000円の計上です。  第7条は、他会計からの補助金1億8,220万円で、収益的収入へ一般会計から受けるものであります。  第8条は、棚卸資産の購入限度額を1,362万9,000円と定めます。  なお、予算に関する説明書として3ページから17ページに実施計画書、予定キャッシュフロー計算書、給与費明細書、予定損益計算書、開始貸借対照表、予定貸借対照表、注記事項を、18ページから27ページに収益的収支及び資本的収支の見積基礎を載せていますのでお目通しをお願いいたします。  以上、第28号議案の説明とします。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(山下太三) 次に、第29号議案、平成29年度愛南町病院事業会計予算について、提案理由の説明を求めます。  吉田国保一本松病院事務長。 ○国保一本松病院事務長(吉田英史) 第29号議案、平成29年度愛南町病院事業会計予算について、提案説明をいたします。  1ページをお開きください。  第1条では、総則を定めています。  第2条は、業務の予定量でございますが、一本松病院の病床数は、医療療養病床60床で変更はありません。年間の患者数について一本松病院は、入院患者を延べ2万805人、外来患者を延べ1万548人、内海診療所は、外来患者延べ7,112人を予定しています。  建設改良計画は、医療機器等の整備のための購入に係るもので、病院・診療所を合わせまして2,225万円を予定しています。  次に、2ページをお開きください。  第3条予算、収益的収入及び支出についてですが、事業収益・事業費用とも、6億6,100万円を予定しております。各項の内訳は記載のとおりで、23ページ以降に実施計画説明書を添付しております。  次に第4条予算、資本的収入及び支出ですが、支出におきまして建設改良費2,296万3,000円を予定しています。  なお、不足する額2,296万3,000円は過年度分損益勘定留保資金で補填いたします。  3ページをお開きください。  第5条は、一時借入金の限度額を前年度と同額の6,000万円と定めています。  第6条では、議会の議決を経なければ流用することができない経費として、職員給与費を3億9,713万8,000円、町長交際費を20万円と定めています。  第7条は、一般会計からの補助金額を1億5,000万円と定め、第8条では棚卸資産の購入限度額を8,489万円と定めています。  また、第9条では、予定価格が700万円を超える重要な資産の取得として医療用ベッド20台を掲げております。  4ページ以降には、実施計画書、予定キャッシュフロー計算書、給与費明細書、28年度予定損益計算書、28年度・29年度予定貸借対照表、予算に係る注記事項及び29年度予算実施計画説明書を添付しておりますので、お目通しをお願い申し上げます。  以上、第29号議案の説明とします。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(山下太三) 説明が終わりました。  お諮りします。  第20議案、平成29年度愛南町一般会計予算についてから、第29号議案、平成29年度愛南町病院事業会計予算についてまでの10議案について、提案理由の説明が終わったところですが、本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思いますが、これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○議長(山下太三) 異議なしと認めます。  よって、本日はこれにて延会することに決定しました。  なお、あす8日から16日までの休会中、8日と9日の両日、予算審査の議員全員協議会を議場で、また10日の午前10時から議会運営委員会を開催することになっております。  3月17日最終日は、午前10時より会議を開きます。  本日はこれで延会します。             午後 3時34分 延会 上記のとおり会議の次第を記載して、その相違ないこと証するため署名する。        議     長  山 下 太 三        会議録署名議員  草木原 由 幸        会議録署名議員  渡 邊 知 彦...